アメリカの電気自動車「テスラ」。4年前におよそ650万円で購入した持ち主の男性が、左側のヘッドランプの部分に40センチから50センチにわたる傷を発見したのは先月29日、ドライブに出掛けた帰り道でのことでした。
被害に遭ったテスラの持ち主：「非常にショックでした。いつこんなことになったんだろうというのがまずあって」
そこで、ドライブレコーダーの映像を確認してみると、途中立ち寄った長野県内の飲食店の駐車場で記録された映像に、車の前を行ったり来たりする、不自然な人物の姿がありました。
手には何かを持っていて、最後に、左側のヘッドランプに近づいて傷を付けているように見えます。
男性がこの人物を強く疑う理由、それはテスラ独自の防犯機能にあるといいます。
被害に遭ったテスラの持ち主：「テスラは駐車している間、常に録画されていて、人が近付いたり車両に触れたりすると、自動的にデータは残されるような機能がある。ヘッドライト付近に人が近付いた映像というのはあれだけだった」
男性は、警察に被害届を提出したということです。