29日午前3時15分ごろ、大阪府河内長野市木戸2の丁字路交差点で、府警のバイクに追跡されていた2人乗りの原付きバイクが、別の2人乗りの原付きバイクと出合い頭に衝突した。追跡されていたバイクに乗っていたいずれも15歳の男子高校生2人＝同市＝が頭を強く打つなどして意識不明の重体。衝突したもう1台のバイクに乗っていた男子高校生2人も重軽傷を負った。
【大阪府警の不祥事一覧 酒気帯び、盗撮…】 府警河内長野署によると、署員が事故の前、ヘルメットを着用せずに2人乗りする原付きバイクを見つけた。「止まれ」と声を掛けたが逃走したため、バイク2台で約260メートル追い掛けたところ、事故が起きたという。現場の交差点に信号機はなかった。衝突した別の原付きバイクに乗っていた高校生（16）＝同市＝が顔を骨折する重傷、もう一人の高校生（15）＝大阪狭山市＝が軽傷。 道路交通法では原付きバイクの2人乗り運転を禁止している。同署は「時速30キロで車間距離も30メートル程度保っていた。あおってはいない」と説明している。【古川幸奈】
府警河内長野署によると、署員が事故の前、ヘルメットを着用せずに2人乗りする原付きバイクを見つけた。「止まれ」と声を掛けたが逃走したため、バイク2台で約260メートル追い掛けたところ、事故が起きたという。現場の交差点に信号機はなかった。衝突した別の原付きバイクに乗っていた高校生（16）＝同市＝が顔を骨折する重傷、もう一人の高校生（15）＝大阪狭山市＝が軽傷。
道路交通法では原付きバイクの2人乗り運転を禁止している。同署は「時速30キロで車間距離も30メートル程度保っていた。あおってはいない」と説明している。【古川幸奈】