「妻を殺してきてくれ」「本気で愛してる」 平愛梨の弟・都議が不倫相手男性にだけ見せた“ヤバすぎる”素顔

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タレントの平愛梨(38)の弟として知られる平慶翔(けいしょう)氏(35)。プライベートでは10年以上前に高校の同級生と結婚し、2人の子どもがいる慶翔氏だが、20代後半の男性と不倫関係に陥っていたことが分かった。元カレが告発する、慶翔氏の“やばすぎる”素顔とは。
(前編・後編のうち前編)
***
【不倫の証拠写真】「浣腸ね」慶翔氏が元交際相手の男性に送ったLINEを見る「もう彼にはほとほと愛想が尽きました。僕との3年間は何だったのか……」

と憔悴しきった様子で語るのは、現在20代後半の山田聡さん(仮名)。聡さんが名指しする「彼」とは、都民ファーストの会所属の東京都議会議員・平慶翔氏のことである。平慶翔氏 この慶翔氏、一般には、タレントの平愛梨の弟と言った方が通りがいいかもしれない。愛梨の夫はサッカー元日本代表の長友佑都(36)。昨年のカタールW杯で“ブラボー!”と味方を鼓舞し続け、ベスト16へ進出した活躍ぶりは日本中を沸かせた。つまり、慶翔氏は長友の義弟にあたる。男性と不倫関係に 兵庫県出身の慶翔氏は都内の高校、大学を卒業後、企業の営業職を経て、自民党の下村博文衆院議員の公設秘書を務めた。が、下村氏に後足で砂をかけるような格好で、2017年、東京都議選の板橋選挙区から都民ファースト公認で出馬し、初当選。さらに4年後の都議選では小池知事の強い推薦もあり、千代田選挙区に国替え。自民党都連の“ドン”と言われた故・内田茂氏の娘婿、内田直之氏との激戦を制し、今に至る。 プライベートでは10年以上前に高校の同級生と結婚。公式HPでは2人の子どもがいることを記し、21年の都議選の時には妻や愛梨、妹で女優の祐奈と共にメディアの取材を受けている。しかし、その糟糠の妻を尻目に、男性である冒頭の聡さんと不倫関係に陥っていたのだ。提示された「ある条件」とは 聡さんが続ける。「慶翔とは20年の2月上旬、ゲイが使う出会い系アプリを通じて知り合いました。“焼き肉をごちそうするよ”と誘われ、釣られてしまったんです。その日は彼の自宅マンションに泊まり、すぐに関係が始まりました」 当時、慶翔氏は都内でも有数の繁華街に近いタワーマンションの高層階に暮らし、自身のことを「大河翔」と名乗っていたという。「しかも、付き合いたての頃は“法律関係の仕事をしている”と言っていたのですが、ある時郵便物を見て検索したら“この人なの!”と本名が分かってしまった。さらに検索すると奥さんも子どももいて、有名な人なんだと。ただ、それを指摘することはできず、ほどなく本人から“実は東京都議で平愛梨の弟なんだ。誰にも俺たちの関係を言うなよ”と打ち明けられました」 付き合うに際しては、ある「条件」を提示された。「僕は消費者金融に80万円ほどの借金がありました。“一緒に住んだら、自宅に借金の通知がきて迷惑でしょう”と彼に言うと、“俺が借金を払っておくよ”とかばってくれて、すごくうれしかった。ただ、慶翔は僕の銀行のキャッシュカードを預からせてほしい、と要求してきたんです。いま思えばおかしなことなんですけど、“付き合うってそういうことだよ”“カード持っていると使っちゃうだろ”と。それで、慶翔名義の楽天銀行の口座を作って、脱毛サロンで働いていた僕の給料約20万円と、彼が家事などの対価でくれた毎月10万円を加えた計約30万円をそこに積み立てることになった。また、支払いが滞り、僕の携帯がストップしてしまうと、慶翔名義の携帯を渡され、それを使うことになりました。こうして僕の生活は彼に支配されていったんです」「ケツ洗って帰ってこい」 その年の10月には正式に先のタワマンで同棲生活が始まった。その頃の二人のLINEを確認すると、蜜月ぶりが伝わってくる。〈聡:やっとしょー君(注・慶翔氏)と同棲始まるんだね。いつもしょー君の期待に添えなくてごめんね。慶翔:俺はずっと気持ち変わらないし今もこれからも本気で聡を愛しているからね。二人で頑張ろう〉〈慶翔:聡と俺の間には愛だけでいいんだよね聡:愛してる慶翔:今日はケツ洗って帰ってこいよ聡:え、帰って来れるの!?浣腸買ってくる!〉 だが、ほどなくして慶翔氏の情緒不安定な言動に振り回されることになる。「付き合った当初から僕たちの関係にはいろんな波乱がありました。そもそも、慶翔はちょっとしたことでイライラしたり、脅してきたりする人で、週に1回はキレてきました。例えば、カップラーメンが早く出来上がりすぎて、“まだ家事してるだろ! 時間考えろよ、カップラーメンを店に返品しろ”と無茶苦茶言ってきたり。慶翔は束縛がすごくて。僕のLINEを見て、友だちを勝手にブロックすることもありました」 暴力を振るわれることもあった。「彼との関係を勤め先の上司に相談していたんです。ところが、それに気付いた慶翔が職場にまで来て探りを入れてくるようになり、ある日、お店の入口近くで彼が聞き耳を立てていたらしく、後日、自宅で“お前、他人に俺のこと話してるじゃねえか!”と大げんかになりました。“だったら出ていく!”と玄関に向かうと、押さえつけられ、首を絞められたり、金属製のハンガーがゆがむほど体をたたかれました。さらに硬いティッシュケースの角で頭を殴られ、ダラダラと出血するほどのけがを負いました」 翌日、警察に相談するも、大事(おおごと)になることを恐れ、被害届を提出することはかなわなかった。“女はすぐにDVシェルターに駆け込む“ 関係が悪化した原因の一つは金銭トラブルだ。付き合い始めた当初、聡さんの約80万円の借金を帳消しにする約束をしていたことは前述した通り。 ところが――、「それが全く払われておらず、逆に利子などで借金が120万円に膨れ上がっていたんです。自分宛ての郵便物が慶翔によって局留めにされていたので気付かなかった。彼を問い詰めると、“ごめん、うそをついた。お前のことを信用できなくて……”と意味不明なことを言ってくる。借金の返済という約束をほごにされ、それまでの慶翔への信頼が音を立てて崩れていきました」 結局、関係が修復できないまま今年の3月、慶翔氏が新しい彼氏と、聡さんの住んでいる慶翔氏名義の低層マンションにやってきて、“鍵を返せ”と追い出されてしまったのだ。 聡さんは慶翔氏のふるまいはあまりに自分勝手だった、と言葉を絞り出す。「慶翔は性欲がとんでもなく強く、朝と晩に必ず、自慰行為をするのです。その最中、“乳首触って! ケツ触って!”とその手伝いをさせられます。セックスも自分本位で勝手でした」 妻に対しても、「僕に“俺たちで結婚して子どもと暮らそう”と話していたこともありました。“俺の代わりに嫁を殺してきてくれ”“女はすぐに暴力を振るわれたとDVシェルターに駆け込む。子どもをダシに俺から金を取ろうとしているんだよ”と。信じがたい発言でした」重大な「うそ」 さて、当の慶翔氏は聡さんからの「告白」にどう応えるか。統一地方選が告示された今月16日、本人の携帯を鳴らした。――慶翔さんはいまも結婚されている?「ええ」――山田聡さんとの関係は不倫ではないのか。「山田さんのことは知っています。不倫……? 結婚していますが、不倫はしていません」――交際していた聡さんの借金を返す約束をほごにした。「どうしてそんな話がワタシに降りかかってくるんですか。ワタシも(取材に)誠実に対応したいから、会って話せばいいじゃな~い」 と全面否定する。しかし、その後の取材で彼の主張に重大な「うそ」が含まれていることが発覚した。接近禁止命令 実は慶翔氏、高校時代の同級生という妻とは“2度”離婚していたのだ。 事情を知る関係者が言う。「奥さんとは17年に家庭内暴力が原因で1度目の離婚をしています。奥さんは殴られたり、蹴られたり、首を絞められることもあったと聞いています。人格否定をする言葉の暴力も重なり、慶翔さんは生活費も出さなくなっていった。それが離婚の原因でした。離婚が正式に決まる前には、奥さんの実家に押しかけてくることもあったので、裁判所から接近禁止命令も出されました」 その後、子どもが慶翔氏になついていたために、翌年に復縁。だが、「20年に慶翔さんが性病になったことをきっかけに、男性と不倫しているということに奥さんが気付いたそうです。彼のスマホのコミュニケーションアプリには10人以上の男性とやり取りしている記録が残っていて、自宅マンションにまで招き入れていました。その中でもっとも親密だったのが、山田さんだったのです。彼を含めたそうした男関係に奥さんは絶望し、都知事選が行われた20年の夏ごろに2度目の離婚に至りました」(同) つまり、聡さんと出会った20年2月ごろには既婚者だったのが、21年の都議選の頃にはすでに離婚していたということになる。長友は慶翔氏を絶賛 疑惑だらけの慶翔氏は先の電話取材の後、結局会うことはなく、代理人弁護士を通じて書面にて回答を寄せた。そこでは聡さんとの関係について〈不倫とは考えておりません〉として、〈山田聡氏(注・回答では本名)と出会い、一時期親しい関係になったという事実はあります〉〈山田氏が平氏の議員事務所で寝泊まりをしていた時期はありますが、生活を共にするという意味で同棲したという事実はありません〉〈妻(回答では本名)とはすでに離婚しております。ただし、子供を通じて良好な関係を築いています。家庭内暴力が原因で離婚したものではなく、山田氏に「殺してくれ」と述べた事実もありません〉 電話取材では「結婚している」とした事実を自ら覆したが、離婚時期からして「不倫」だったことは明らか。どこまでも「うそ」をつくのがこの都議の習性なのか。 長友は一昨年の都議選で慶翔氏の応援に立ち、「(慶翔は)本当に誠実で実直で人のために行動できる人です。僕は心から平慶翔をリスペクトしています」 と絶賛。しかし、慶翔氏の不倫相手だった聡さんは声を震わせ言う。「家を出た後、パスポートや印鑑、大事にしていたポケモンのぬいぐるみやレアカードを“友人の家に送ってほしい”と頼んだら、“ない”と一蹴されました。いまは仕事もお金もなく、ネットカフェや友人の家を転々とする毎日を過ごしています。慶翔からは誠実さのかけらも感じられず、これでは僕はもてあそばれたようなものではないですか」 後編では、慶翔氏が不倫相手の男性に偽名を名乗らせて秘書をさせた他、居住実態のない事務所を住所として提出した件など、数々の問題行動について報じている。「週刊新潮」2023年4月27日号 掲載
「もう彼にはほとほと愛想が尽きました。僕との3年間は何だったのか……」
と憔悴しきった様子で語るのは、現在20代後半の山田聡さん(仮名)。聡さんが名指しする「彼」とは、都民ファーストの会所属の東京都議会議員・平慶翔氏のことである。
この慶翔氏、一般には、タレントの平愛梨の弟と言った方が通りがいいかもしれない。愛梨の夫はサッカー元日本代表の長友佑都(36)。昨年のカタールW杯で“ブラボー!”と味方を鼓舞し続け、ベスト16へ進出した活躍ぶりは日本中を沸かせた。つまり、慶翔氏は長友の義弟にあたる。
兵庫県出身の慶翔氏は都内の高校、大学を卒業後、企業の営業職を経て、自民党の下村博文衆院議員の公設秘書を務めた。が、下村氏に後足で砂をかけるような格好で、2017年、東京都議選の板橋選挙区から都民ファースト公認で出馬し、初当選。さらに4年後の都議選では小池知事の強い推薦もあり、千代田選挙区に国替え。自民党都連の“ドン”と言われた故・内田茂氏の娘婿、内田直之氏との激戦を制し、今に至る。
プライベートでは10年以上前に高校の同級生と結婚。公式HPでは2人の子どもがいることを記し、21年の都議選の時には妻や愛梨、妹で女優の祐奈と共にメディアの取材を受けている。しかし、その糟糠の妻を尻目に、男性である冒頭の聡さんと不倫関係に陥っていたのだ。
聡さんが続ける。
「慶翔とは20年の2月上旬、ゲイが使う出会い系アプリを通じて知り合いました。“焼き肉をごちそうするよ”と誘われ、釣られてしまったんです。その日は彼の自宅マンションに泊まり、すぐに関係が始まりました」
当時、慶翔氏は都内でも有数の繁華街に近いタワーマンションの高層階に暮らし、自身のことを「大河翔」と名乗っていたという。
「しかも、付き合いたての頃は“法律関係の仕事をしている”と言っていたのですが、ある時郵便物を見て検索したら“この人なの!”と本名が分かってしまった。さらに検索すると奥さんも子どももいて、有名な人なんだと。ただ、それを指摘することはできず、ほどなく本人から“実は東京都議で平愛梨の弟なんだ。誰にも俺たちの関係を言うなよ”と打ち明けられました」
付き合うに際しては、ある「条件」を提示された。
「僕は消費者金融に80万円ほどの借金がありました。“一緒に住んだら、自宅に借金の通知がきて迷惑でしょう”と彼に言うと、“俺が借金を払っておくよ”とかばってくれて、すごくうれしかった。ただ、慶翔は僕の銀行のキャッシュカードを預からせてほしい、と要求してきたんです。いま思えばおかしなことなんですけど、“付き合うってそういうことだよ”“カード持っていると使っちゃうだろ”と。それで、慶翔名義の楽天銀行の口座を作って、脱毛サロンで働いていた僕の給料約20万円と、彼が家事などの対価でくれた毎月10万円を加えた計約30万円をそこに積み立てることになった。また、支払いが滞り、僕の携帯がストップしてしまうと、慶翔名義の携帯を渡され、それを使うことになりました。こうして僕の生活は彼に支配されていったんです」
その年の10月には正式に先のタワマンで同棲生活が始まった。その頃の二人のLINEを確認すると、蜜月ぶりが伝わってくる。
〈聡:やっとしょー君(注・慶翔氏)と同棲始まるんだね。いつもしょー君の期待に添えなくてごめんね。
慶翔:俺はずっと気持ち変わらないし今もこれからも本気で聡を愛しているからね。二人で頑張ろう〉
〈慶翔:聡と俺の間には愛だけでいいんだよね
聡:愛してる
慶翔:今日はケツ洗って帰ってこいよ
聡:え、帰って来れるの!?浣腸買ってくる!〉
だが、ほどなくして慶翔氏の情緒不安定な言動に振り回されることになる。
「付き合った当初から僕たちの関係にはいろんな波乱がありました。そもそも、慶翔はちょっとしたことでイライラしたり、脅してきたりする人で、週に1回はキレてきました。例えば、カップラーメンが早く出来上がりすぎて、“まだ家事してるだろ! 時間考えろよ、カップラーメンを店に返品しろ”と無茶苦茶言ってきたり。慶翔は束縛がすごくて。僕のLINEを見て、友だちを勝手にブロックすることもありました」
暴力を振るわれることもあった。
「彼との関係を勤め先の上司に相談していたんです。ところが、それに気付いた慶翔が職場にまで来て探りを入れてくるようになり、ある日、お店の入口近くで彼が聞き耳を立てていたらしく、後日、自宅で“お前、他人に俺のこと話してるじゃねえか!”と大げんかになりました。“だったら出ていく!”と玄関に向かうと、押さえつけられ、首を絞められたり、金属製のハンガーがゆがむほど体をたたかれました。さらに硬いティッシュケースの角で頭を殴られ、ダラダラと出血するほどのけがを負いました」
翌日、警察に相談するも、大事(おおごと)になることを恐れ、被害届を提出することはかなわなかった。
関係が悪化した原因の一つは金銭トラブルだ。付き合い始めた当初、聡さんの約80万円の借金を帳消しにする約束をしていたことは前述した通り。
ところが――、
「それが全く払われておらず、逆に利子などで借金が120万円に膨れ上がっていたんです。自分宛ての郵便物が慶翔によって局留めにされていたので気付かなかった。彼を問い詰めると、“ごめん、うそをついた。お前のことを信用できなくて……”と意味不明なことを言ってくる。借金の返済という約束をほごにされ、それまでの慶翔への信頼が音を立てて崩れていきました」
結局、関係が修復できないまま今年の3月、慶翔氏が新しい彼氏と、聡さんの住んでいる慶翔氏名義の低層マンションにやってきて、“鍵を返せ”と追い出されてしまったのだ。
聡さんは慶翔氏のふるまいはあまりに自分勝手だった、と言葉を絞り出す。
「慶翔は性欲がとんでもなく強く、朝と晩に必ず、自慰行為をするのです。その最中、“乳首触って! ケツ触って!”とその手伝いをさせられます。セックスも自分本位で勝手でした」
妻に対しても、
「僕に“俺たちで結婚して子どもと暮らそう”と話していたこともありました。“俺の代わりに嫁を殺してきてくれ”“女はすぐに暴力を振るわれたとDVシェルターに駆け込む。子どもをダシに俺から金を取ろうとしているんだよ”と。信じがたい発言でした」
さて、当の慶翔氏は聡さんからの「告白」にどう応えるか。統一地方選が告示された今月16日、本人の携帯を鳴らした。
――慶翔さんはいまも結婚されている?
「ええ」
――山田聡さんとの関係は不倫ではないのか。
「山田さんのことは知っています。不倫……? 結婚していますが、不倫はしていません」
――交際していた聡さんの借金を返す約束をほごにした。
「どうしてそんな話がワタシに降りかかってくるんですか。ワタシも(取材に)誠実に対応したいから、会って話せばいいじゃな~い」
と全面否定する。しかし、その後の取材で彼の主張に重大な「うそ」が含まれていることが発覚した。
実は慶翔氏、高校時代の同級生という妻とは“2度”離婚していたのだ。
事情を知る関係者が言う。
「奥さんとは17年に家庭内暴力が原因で1度目の離婚をしています。奥さんは殴られたり、蹴られたり、首を絞められることもあったと聞いています。人格否定をする言葉の暴力も重なり、慶翔さんは生活費も出さなくなっていった。それが離婚の原因でした。離婚が正式に決まる前には、奥さんの実家に押しかけてくることもあったので、裁判所から接近禁止命令も出されました」
その後、子どもが慶翔氏になついていたために、翌年に復縁。だが、
「20年に慶翔さんが性病になったことをきっかけに、男性と不倫しているということに奥さんが気付いたそうです。彼のスマホのコミュニケーションアプリには10人以上の男性とやり取りしている記録が残っていて、自宅マンションにまで招き入れていました。その中でもっとも親密だったのが、山田さんだったのです。彼を含めたそうした男関係に奥さんは絶望し、都知事選が行われた20年の夏ごろに2度目の離婚に至りました」(同)
つまり、聡さんと出会った20年2月ごろには既婚者だったのが、21年の都議選の頃にはすでに離婚していたということになる。
疑惑だらけの慶翔氏は先の電話取材の後、結局会うことはなく、代理人弁護士を通じて書面にて回答を寄せた。そこでは聡さんとの関係について〈不倫とは考えておりません〉として、
〈山田聡氏(注・回答では本名)と出会い、一時期親しい関係になったという事実はあります〉〈山田氏が平氏の議員事務所で寝泊まりをしていた時期はありますが、生活を共にするという意味で同棲したという事実はありません〉〈妻(回答では本名)とはすでに離婚しております。ただし、子供を通じて良好な関係を築いています。家庭内暴力が原因で離婚したものではなく、山田氏に「殺してくれ」と述べた事実もありません〉
電話取材では「結婚している」とした事実を自ら覆したが、離婚時期からして「不倫」だったことは明らか。どこまでも「うそ」をつくのがこの都議の習性なのか。
長友は一昨年の都議選で慶翔氏の応援に立ち、
「(慶翔は)本当に誠実で実直で人のために行動できる人です。僕は心から平慶翔をリスペクトしています」
と絶賛。しかし、慶翔氏の不倫相手だった聡さんは声を震わせ言う。
「家を出た後、パスポートや印鑑、大事にしていたポケモンのぬいぐるみやレアカードを“友人の家に送ってほしい”と頼んだら、“ない”と一蹴されました。いまは仕事もお金もなく、ネットカフェや友人の家を転々とする毎日を過ごしています。慶翔からは誠実さのかけらも感じられず、これでは僕はもてあそばれたようなものではないですか」
後編では、慶翔氏が不倫相手の男性に偽名を名乗らせて秘書をさせた他、居住実態のない事務所を住所として提出した件など、数々の問題行動について報じている。
「週刊新潮」2023年4月27日号 掲載

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