「“うな丼大臣”は更迭を」野党が反発 谷大臣は釈明…政府関係者「冗談にしても…」

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谷・国家公安委員長が、岸田首相の襲撃事件の報告を受けたあとも「楽しみにしていたうな丼は食べた」などと発言し、波紋が広がっています。野党側は「“うな丼大臣”は即刻更迭してください」などと、強く反発しています。 ◇26日の国会で“うな丼大臣”と呼ばれたのは、警察を所管する谷・国家公安委員長。その発端となったのは前日、25日午後6時20分ごろ、自民党議員のパーティーでの発言でした。

谷・国家公安委員長(25日・自民党議員のパーティーで)「四万十でおいしいうな丼を食べられるということで、楽しみにしてたんですけれども」「これから食べよう、という時に警察庁から電話があって、『和歌山で総理に…、物を投げられた』と」「うな丼はしっかり食べさせていただきました」今月15日に起きた岸田首相の襲撃事件の報告を受けた後も、「うな丼はしっかり食べた」と発言したためです。 ◇事件当日、防災担当大臣も兼務している谷大臣は、南海トラフ地震の対策を視察するため高知県へ出張。事件の報告は、四万十町内にある人気のうなぎ料理店で、昼食をとる直前に聞いたといいます。谷大臣は26日、当時の対応について、「事実を早急に究明して、しっかり万全の警備をとるよう指示したところであります。そういう指示をして、あと食事をとり…」とし、うな丼を食べたのは、“万全な警備を指示した後だった”と明かしました。谷・国家公安委員長「昼食はうなぎだったということが、まあ大変舌足らずといいますか」「誤解を招きかねない発言であったということは、受け止めなければならないという風に思っています」ーーーーー撤回にはいたらないと?谷・国家公安委員長「撤回というか…。発言は事実しかいっておりませんので」「(ただし)適切であったとはいえないと思っております」 ◇立憲民主党・安住国対委員長「なんかちょっと、コメントするのも恥ずかしいような話ですよね」「国家公安委員長として緊張感足りないですね」「こういう人の下で警察全体が、緊張感を持ってサミットや何かをやれますかっていう話になっていくから」さらに、この日の午前、国会でも非難の声があがりました。立憲民主党・宮口治子議員「広島サミットを前に、こうした事件に対する危機感も緊張感も感じない人物に、要人警護、警備の責任を担わせてよいのでしょうか」 「『うな丼大臣』は即刻更迭してください 」しかし、襲撃を受けた本人、岸田首相は更迭を否定しました。岸田首相「(谷大臣は)事件の発生について報告を受け、必要な指示、情報収集を行いながら、要務を継続したものと聞いております」「引き続き職務にあたってもらいたいと考えております」政府関係者からは「冗談にしてもセンスがありません」「我々も、警察庁幹部も腹の底では怒っています」との声が上がっています。
谷・国家公安委員長が、岸田首相の襲撃事件の報告を受けたあとも「楽しみにしていたうな丼は食べた」などと発言し、波紋が広がっています。野党側は「“うな丼大臣”は即刻更迭してください」などと、強く反発しています。

26日の国会で“うな丼大臣”と呼ばれたのは、警察を所管する谷・国家公安委員長。
その発端となったのは前日、25日午後6時20分ごろ、自民党議員のパーティーでの発言でした。
谷・国家公安委員長(25日・自民党議員のパーティーで)「四万十でおいしいうな丼を食べられるということで、楽しみにしてたんですけれども」「これから食べよう、という時に警察庁から電話があって、『和歌山で総理に…、物を投げられた』と」「うな丼はしっかり食べさせていただきました」
今月15日に起きた岸田首相の襲撃事件の報告を受けた後も、「うな丼はしっかり食べた」と発言したためです。

事件当日、防災担当大臣も兼務している谷大臣は、南海トラフ地震の対策を視察するため高知県へ出張。事件の報告は、四万十町内にある人気のうなぎ料理店で、昼食をとる直前に聞いたといいます。
谷大臣は26日、当時の対応について、「事実を早急に究明して、しっかり万全の警備をとるよう指示したところであります。そういう指示をして、あと食事をとり…」とし、うな丼を食べたのは、“万全な警備を指示した後だった”と明かしました。
谷・国家公安委員長「昼食はうなぎだったということが、まあ大変舌足らずといいますか」「誤解を招きかねない発言であったということは、受け止めなければならないという風に思っています」
ーーーーー撤回にはいたらないと?
谷・国家公安委員長「撤回というか…。発言は事実しかいっておりませんので」「(ただし)適切であったとはいえないと思っております」

立憲民主党・安住国対委員長「なんかちょっと、コメントするのも恥ずかしいような話ですよね」「国家公安委員長として緊張感足りないですね」「こういう人の下で警察全体が、緊張感を持ってサミットや何かをやれますかっていう話になっていくから」
さらに、この日の午前、国会でも非難の声があがりました。
立憲民主党・宮口治子議員「広島サミットを前に、こうした事件に対する危機感も緊張感も感じない人物に、要人警護、警備の責任を担わせてよいのでしょうか」 「『うな丼大臣』は即刻更迭してください 」
しかし、襲撃を受けた本人、岸田首相は更迭を否定しました。
岸田首相「(谷大臣は)事件の発生について報告を受け、必要な指示、情報収集を行いながら、要務を継続したものと聞いております」「引き続き職務にあたってもらいたいと考えております」

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