“駅ピアノ”マナー違反続出…半年で撤去

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去年11月、兵庫県のJR加古川駅で行われた「ストリートピアノ」のオープニングセレモニー。加古川市が、市民に音楽に親しんでもらおうと設置しました。
午前7時から午後9時までの間、誰でも自由に演奏できる、このピアノ。多くの市民に利用されていましたが20日、わずか半年での撤去となりました。
その理由について、加古川市長は次のように投稿しています。
加古川市・岡田康裕市長:「残念でなりませんが、周りの方々にかなりご迷惑をお掛けしてしまっておりました。苦渋の判断となっております」
1回10分程度という決まりを破って演奏し続ける人や、禁止されている歌いながらの演奏をする人。さらには、酒に酔って演奏する人など、ルールを守らない利用者が絶えず、多くの苦情が寄せられたというのです。
このピアノを利用してきた人は、次のように話します。
加古川市出身の“駅ピアノ”ファン:「自分の(実家の)近くの駅にもできると聞いて、すごくうれしかった記憶がある。(撤去されると聞いて)本当に弾きたい人が弾けるように。本当に聞きたい人が、いつでも聞けるように。ルールを守って使ってほしいなと思います」

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