北九州市教育委員会は21日、市立萩ケ丘小(門司区)の校舎から外壁の破片が落下し、4年生の児童5人の頭などに当たったと発表した。
いずれも保健室で手当てを受けるなどして、保護者の迎えを待って下校したという。
市教委によると、校舎は築50年近い4階建て。破片は同日午後4時頃に最上階部分から落下したとみられる。下校中の5人の頭や目の周辺に破片が当たり、うち男児2人の頭が腫れたほか、女児1人は手に痛みを訴えたという。現場周辺からは、約2センチ四方のモルタル製の破片二つ(1グラムと6グラム)が見つかった。
市教委は、同小の校舎の外壁点検を業者に依頼するほか、ほかの市立校でも目視点検を行うという。