おもりの鉄板1tが運転席になだれ込み…フォークリフト運転の男性死亡

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埼玉県東松山市の金属工場で、フォークリフトに積んだおよそ1トンの重りが走行中に崩れ、運転していた男性が挟まれて死亡しました。
10日午後5時すぎ、東松山市の金属加工工場「大和ガルバー」の資材置き場で「フォークリフトの後部に積んでいた重りが運転手にぶつかったようだ」と従業員から110番通報がありました。
警察によりますと、フォークリフトを運転していた男性(42)が重さ4~5トンの金属工具の部品を持ち上げ走行していたところ、バランスが崩れて前のめりになり、重りとして後部に積んであったおよそ1トン分の鉄板数十枚が運転席になだれこんだということです。
男性は運転席と鉄板の間に挟まれ、病院へ搬送されましたが死亡しました。
フォークリフトは荷物を運ぶ際、バランスが崩れないように運転席の後部に重りを積みますが、荷物が重すぎる場合は安全装置が作動し、運搬はできなくなります。
今回の事故では、重りの上にさらに鉄板を積み重ねることで、より重い荷物を運べるようにしていたいうことです。
また、鉄板は固定されていなかったとみられています。

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