禁煙の甲子園「生徒の近くでたばこ吸っている人いる」…母校観戦の県議「ついつい」

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熊本県議の井手順雄(のぶお)氏(63)が、8月に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われた全国高校野球選手権大会で母校の試合を観戦中に、禁煙となっている応援席で喫煙していたことが分かった。
井手氏は取材に、「ついつい吸ってしまった。ご迷惑をおかけし、反省している」と述べた。
井手氏は、同大会で8強入りした九州学院高(熊本市)の卒業生。同校が出場した8月18日の準々決勝を友人ら数人と観戦した際、加熱式たばこを吸ったという。
井手氏は喫煙を認めた上で、「『禁煙です』と指摘され、吸うのをやめた。その後は、禁煙グッズに切り替えた」と話した。
同校によると、「生徒の近くでたばこを吸っている人がいる」との連絡を受けて、学校関係者が井手氏を注意。その後も喫煙を続けたため、複数回注意をしたという。
甲子園球場は喫煙所以外は全て禁煙となっている。同校は「生徒が頑張っている中で、ルールを守っていただけなかったのは残念」としている。
井手氏は1999年の県議選で初当選し、現在6期目。2019~20年は県議会議長を務め、現在は自民党県連副会長に就いている。

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