大谷翔平の母校・花巻東を襲う不正告発の怪文書…学校側は「事実無根」と全否定

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事実か捏造か。
ドラフト上位候補「赤点」事件のトホホ…血眼で探した答案用紙に採点ミスがあった! エンゼルス大谷翔平の母校、花巻東(岩手)に怪文書騒動だ。 4月3日、日刊ゲンダイ宛に差出人不明の封書が届いた。A4の用紙が3枚。冒頭には「花巻東高等学校 コンプライアンス委員会」とある。 内容を要約すると、「花巻東で数々の不祥事が起き、どれも隠ぺいされている。高野連などにも告発したが無視された」という主張だ。 文書によると、「硬式野球部の部長が無免許で大型バスを運転している」というものに加え、「学校法人の理事長兼校長が学校法人の運営する寮に、市販相場よりも高額な価格で自らの米を納入して利ざやを稼いだ」という内容も。

この「コンプライアンス委員会」なるものが主張する不正の多くは端的に書かれているのみで、いつの出来事か、その年月は一切記されていない。 同様の文書は2021年に岩手県私学協会、岩手高野連、昨年には日本学生野球協会と日本高野連に送ったという。■岩手県高野連も「困っています」 “告発”の内容は事実なのか。花巻東の菅原教頭は日刊ゲンダイの直撃にこう答えた。「いずれも根拠がない、事実無根です。以前から何度か、校長宛てに同様のものが学校に届いており、そのたびに警察に届けを出していますが、『差出人の特定が出来ない』とのことです。私学協会や県高野連にも、文書が来たことは報告しています。そもそも、本校にコンプライアンス委員会というものはありません」 県高野連が「花巻東も我々も困っています。せめて文書の差出人が分かれば聞き取りも出来るのですが……」と言えば、県私学協会も「色々なところに(文書を)送っているそうです。そういえば、封書の消印は仙台中央郵便局だったんですよね……」と首を傾げる。 日刊ゲンダイに届いた封書の消印は「宇都宮東」。コトの真偽は定かではないが、一体、誰が何の目的で怪文書を流しているのか……。
エンゼルス大谷翔平の母校、花巻東(岩手)に怪文書騒動だ。
4月3日、日刊ゲンダイ宛に差出人不明の封書が届いた。A4の用紙が3枚。冒頭には「花巻東高等学校 コンプライアンス委員会」とある。
内容を要約すると、「花巻東で数々の不祥事が起き、どれも隠ぺいされている。高野連などにも告発したが無視された」という主張だ。
文書によると、「硬式野球部の部長が無免許で大型バスを運転している」というものに加え、「学校法人の理事長兼校長が学校法人の運営する寮に、市販相場よりも高額な価格で自らの米を納入して利ざやを稼いだ」という内容も。
この「コンプライアンス委員会」なるものが主張する不正の多くは端的に書かれているのみで、いつの出来事か、その年月は一切記されていない。
同様の文書は2021年に岩手県私学協会、岩手高野連、昨年には日本学生野球協会と日本高野連に送ったという。
■岩手県高野連も「困っています」
“告発”の内容は事実なのか。花巻東の菅原教頭は日刊ゲンダイの直撃にこう答えた。
「いずれも根拠がない、事実無根です。以前から何度か、校長宛てに同様のものが学校に届いており、そのたびに警察に届けを出していますが、『差出人の特定が出来ない』とのことです。私学協会や県高野連にも、文書が来たことは報告しています。そもそも、本校にコンプライアンス委員会というものはありません」
県高野連が「花巻東も我々も困っています。せめて文書の差出人が分かれば聞き取りも出来るのですが……」と言えば、県私学協会も「色々なところに(文書を)送っているそうです。そういえば、封書の消印は仙台中央郵便局だったんですよね……」と首を傾げる。
日刊ゲンダイに届いた封書の消印は「宇都宮東」。コトの真偽は定かではないが、一体、誰が何の目的で怪文書を流しているのか……。

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