重体事故起こしひき逃げ、直前にはタクシーに当て逃げも…運転手と同乗の友人ら逮捕

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岡山市北区で2月、車に衝突された乗用車の建設作業員の男性(23)が意識不明になったひき逃げ事件で、岡山県警岡山西署は3月28日、車を運転していた無職の男(21)(岡山市中区)を自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。
また、警察官に虚偽の説明をしたとして、同乗していた男3人を犯人隠避容疑で逮捕した。
同容疑で逮捕されたのは私立大生の男(21)(同市北区)、会社員の男(21)(同市東区)、建設作業員の男(21)(赤磐市)の3容疑者。
発表では、無職の男は、2月6日午前0時5分頃、岡山市北区の市道交差点に、危険な速度で車を運転して赤信号で進入。タクシーにぶつかった後、近くの別の交差点でも乗用車に衝突し、男性に重傷を負わせ、そのまま逃げた疑い。タクシーの乗客3人も軽傷を負った。同署は4人の認否を明らかにしていない。
捜査関係者らによると、4人は友人といい、事件当日、私立大生の男が別の警察署に出頭し、「自分が運転していた」と申告。会社員の男と建設作業員の男も私立大生の男が運転していたと説明したが、3人の供述に不審点があり、県警が防犯カメラの映像などを解析し、無職の男が運転していたと断定した。

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