市課長補佐が休暇届出さずに休み、勤務装う行為50回…過去の日程表も削除

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東京都日野市は31日、健康福祉部の男性課長補佐(41)を停職6か月の懲戒処分とし、2階級下の主任に降格させる分限処分を行った。
市によると、男性課長補佐は市民部に所属していた2020年1月~22年8月、休暇届を出さずに休み、勤務していたように装ったという。同様の行為は少なくとも50回繰り返され、計約224時間分、約60万円の給与を不正受給した。
問題発覚後には、庁内のシステム上にあった自身の過去のスケジュールを少なくとも18件消去し、市の調査を妨げる行為も確認された。男性課長補佐は「反省している」と話しているという。
市はまた、学校などの修繕業務の発注について、不適切な事務処理を行ったなどとして、教育部の女性主任(39)を減給10分の1(1か月)の懲戒処分とした。

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