林外務大臣は4月1日から2日間、中国を訪問すると発表しました。外務大臣の中国訪問はおよそ3年3か月ぶりで、中国で拘束されている日本人の解放などをめぐり協議します。
林外務大臣「邦人拘束、ALPS処理水については、これまでも中国側に対して、日本側の厳正な立場を申し入れてきているところです。今回の訪中に当たっても、こうした問題を含めて、一連の課題について我が国の立場をしっかり説明していくことになると考えています」
林外務大臣は4月1日から2日間、中国を訪問し、秦剛外相らと会談すると発表しました。
林大臣は「現在、日中関係は様々な可能性と共に数多くの課題や懸案に直面している」とした上で、「中国とは主張すべきは主張し、責任ある行動を求める」と強調しました。
中国では先週、アステラス製薬の50代の幹部社員が拘束されるなど、日本人の拘束が相次いでいて、林大臣は中国側との会談で、こうした日本人の解放についても求めていくことにしています。