障害ある女児3人にわいせつ行為繰り返し、動画撮影も…元施設職員に懲役12年を求刑

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障害のある女児にわいせつな行為を繰り返したとして、強制性交罪などに問われた施設の元職員の男(28)の論告求刑公判が28日、和歌山地裁地裁田辺支部(姥迫浩司裁判長)であった。
検察側は「身勝手で卑劣な犯行で、著しい常習性が認められる」として男に懲役12年を求刑した。
起訴状によると、男は2021年10月~22年9月、自身の勤めていた障害者向けの施設に通う女児3人にわいせつな行為を繰り返し、うち1人に対しては動画撮影を行い、児童買春・児童ポルノ禁止法違反にも問われている。
検察側は論告で「自己の性的欲望を満たすため、抵抗や被害申告が難しい女子児童を狙って犯行を繰り返した」と指摘。弁護側は「被告は出所後もカウンセリングを受ける意思を示している。本人にとって最も適切な判決をお願いする」と述べた。

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