国際政治学者の三浦瑠麗氏(45)が25日、自身のXを更新。高市早苗首相の所信表明演説に言及した。
高市首相は24日、就任後初となる所信表明演説に臨んだが、衆参ともに立憲民主党の議員を中心にヤジが飛び交い、物議を醸す事態となった。
三浦氏は「ヤジが顰蹙を買っていますが、これこそまさに政権にとって追い風となるでしょう」と指摘した。「少数与党で女性初の総理、演説が始まる段階でのヤジ、『いじめ』とも見える構図は、判官贔屓の日本人の感情に訴えます」
また、「ではなぜ野党政治家は『敵』を利するような行為に出るのか。自陣営の中で注目を集め、褒められるためです」と続けると「つまり、個人の利益と党益とが相反しているわけです。米国で民主党が中道の支持を失ったのはこういう過程を通じてでした」と持論をつづった。