SNS抽選会で麻薬を無料配布、暴力団組長を逮捕…顧客は1000人超か

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愛知県警は29日、指定暴力団稲川会系暴力団組長の男(42)を、麻薬取締法違反と大麻取締法違反(いずれも営利目的所持)容疑で逮捕したと発表した。
逮捕は27日。男らはSNSで抽選会を開いて麻薬を無料配布するなどして販路を広げ、1000人超の顧客を抱えていたとみられるという。
発表によると、男は仲間と共謀して昨年7月、群馬県内の集合住宅で大麻草約6キロや麻薬のLSDを含む紙片約8グラムなどを、密売目的で所持した疑い。末端価格は大麻が約3400万円、LSDを含む紙片が約370万円だった。
県警によると、男が主導したグループはSNSで麻薬を密売し、昨夏の2か月間に約6500万円を売り上げていた。抽選会のほか、SNSで顧客に「セール中」とメッセージを送るなどして購入を促していたという。

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