「通報まで20分かかった」「無線が途切れ途切れで…」運航組合が記者会見 保津川下り船転覆

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京都の「保津川下り」できのう発生した転覆事故をめぐり、「保津川下り」を運航する組合で会見が行われました。
転覆した船はきのうのうちに引き上げられ、川の対岸に置かれています。船首部分の左側は壊れてなくなっていて、岩にぶつかったときの衝撃の大きさがわかります。
運航組合ではきょう午後5時から会見を行い、組合の代表理事は、▼事故が起きた当時の状況について「現場から無線の連絡があってから、消防に通報するまで20分かかった」▼その理由については「無線が途切れ途切れで、正確な情報を把握するのに時間がかかった」と説明しました。
また、「救助された乗客のうち2人が入院し、きょう退院する予定」だとも話しました。
きょう午後には国交省の運輸安全委員会の調査官が現地調査に入っていて、詳しい事故原因を調べています。行方不明となっている船頭の男性の捜索はあすも続けられる予定です。

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