一審判決でセクハラ認定の宮崎県議、ブログに女性の名字を伏せ字で掲載…抗議受け削除

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自身の事務所の女性事務員にセクハラ行為をしたとして賠償を命じる判決を受けた宮崎県の右松隆央県議(54)が24日、女性の氏名が特定される恐れのある内容をブログに掲載した。
女性側の抗議や読売新聞の指摘を受けて同日、該当部分を削除した。
右松県議は22日、宮崎市内のホテルで女性に抱きついたなどとして宮崎地裁から77万円の支払いを命じられた。即日控訴し、24日に更新したブログで判決への不服を主張する際、女性の名字をアルファベットと漢字を使って表記した。
訴訟では、女性側が二次被害の恐れを理由に氏名などを第三者に明らかにしないよう求め、地裁が認めていた。右松県議は取材に「そう(問題だと)言うなら修正する。(女性だけが匿名なのは)不平等だと思う」と話した。
女性の代理人弁護士は「必要性も正当性もなくプライベートな情報をさらした。法的措置も含めて検討する」と話した。

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