3児死亡の父、二審も無期懲役 殺人と傷害致死、福岡高裁

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福岡高裁=22年11月
福岡、鹿児島両県で2021年、9歳の養子を暴行して死亡させ、3歳と2歳の実子を殺害したとして、傷害致死や殺人などの罪に問われた父親の無職田中涼二被告(43)の控訴審判決で、福岡高裁(松田俊哉裁判長)は24日、無期懲役とした一審福岡地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。
弁護側は一審から、養子の死因は肺炎だとして傷害致死罪を否認。量刑不当として控訴していた。
一審判決によると、21年1月から多数回、福岡県飯塚市の自宅で養子の大翔君を暴行し、2月16日に外傷性ショックで死亡させた。26日に鹿児島市のホテルで、3歳の蓮翔ちゃんと2歳の姫奈ちゃんの首を絞めて窒息させ殺害した。

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