新型コロナ感染症対策が緩和され、皇室行事も再開されつつある。5月には、各界の功労者などおよそ1000人を赤坂御苑に招待する「園遊会」の開催が4年半ぶりに決まった。令和皇室を身近に感じる機会は増えていきそうだ。そうしたなか、3月7日に天皇皇后両陛下は、来日中のルーマニア大統領夫妻を皇居に迎え、丸テーブルを囲んで面会された。
【写真】純白のファーの帽子、白ダウンに白手袋の雅子さま。他、学生時代の雅子さま、モスクワで雪上に立つ姿も「これまでですと、陛下は大統領と、雅子さまは夫人とそれぞれでお話になるスタイルがほとんどでしたが、ひとつの丸テーブルを囲むことにより、賓客との距離をより近くに感じられるようになりました。外交官経験のある雅子さまのアイディアでもあるのではないでしょうか」(宮内庁関係者)
細部で反映される雅子さまのお気持ち。それが、皇室の一大事を大きく左右しようとしている。 天皇家の長女・愛子さまは4月から学習院大学への通学を始められる。コロナ禍により奪われていたキャンパスライフを取り戻せることは、愛子さまを見守られてきた雅子さまにとっても喜ばしいことだろう。一方で、心配事も生まれる。「大学は共学なので異性との出会いもあります。期待と同時に少なからず不安も抱えられているのではないかと思います」(前出・宮内庁関係者) 愛子さまの初等科時代には、登校に付き添われ、授業も見学された雅子さま。愛子さまが成人されたいまも“密着”具合は変わらないようだ。「2022年3月、御所・大広間で行われた愛子さまの成年会見の際、雅子さまは隣室で待機され、固唾をのんで見守られていました。会見での立派なお姿はご自身の準備と努力によるものですが、陛下と雅子さまに助けられた部分も少なくありません。愛子さま自身も“両親から話し方についてアドバイスをいただいた”と語られました」(前出・宮内庁関係者) 愛子さまは、昨年12月に公開された誕生日写真でも注目を集められた。「屋外で馬とともに撮られたお写真は、開かれた令和皇室を表すかのような開放的な印象を受けました。胸元で輝くハートのペンダントについても、中学・高校時代のご学友からの贈り物という微笑ましいエピソードも明かされ、愛子さまのお人柄が伝わりました」(皇室記者) 実は、この写真が撮影された際も、すぐお近くで雅子さまも見守られていたという。「好天に恵まれた日に撮影が行われ、皇居内の厩舎に足を運ばれ、愛子さまの写真撮影をそばで見ていらっしゃったと聞きます。ポーズや構図のアドバイスをされ、愛子さまの晴れ舞台を“プロデュース”されたのかもしれません。写真撮影後はご一家揃って馬と触れ合われたそうです」(前出・宮内庁関係者) 愛子さまを思うがゆえとはいえ、あまりに密着した母子関係を心配する声も聞こえる。昨年9月、雅子さまがエリザベス女王の葬儀でイギリスに滞在されたときのことだ。「雅子さまは滞在先のホテルの部屋で、愛子さまとオンラインでお話をされたそうです。2泊4日という短い滞在にもかかわらず、わざわざ連絡を取られたと聞き驚きました。留守番中の愛子さまを心配されたのかもしれませんが、もう成人されていることを考えると少々“過干渉”気味なのでは……。愛子さまの年齢相応の自立への影響を心配する声も一部ではあがっています」(前出・宮内庁関係者)雅子さまに向けた《長く、一緒に》 岸田政権が発足して1年半近くが過ぎたが、安定的な皇位継承を巡る議論は停滞したまま。政府は2022年1月、皇位継承策などを検討する有識者会議による報告書の提出を受けた。しかし、そこにある皇族減少に対する具体的方策案や、女性天皇を認めるかどうかの議論は始まっていない。「議論らしい議論はこの1年間、進みませんでした。ようやく2月26日になって、首相が安定的な皇位継承策の検討を急ぐように指示を出しましたが、具体的な道筋は示されていません。今後も迷走状態が続くのではないかとみられています」(全国紙記者) 議論が始まらない理由の1つには、政府が陛下のみならず雅子さまのお考えも図りかねている点があるのかもしれない。「皇室制度改正に関することは政治の範疇です。憲法上、陛下や皇族方が政治的な活動や発言を禁じられている以上、議論の対象である愛子さま自身のお気持ちも考慮されることはない、というのが建前です。ただし実際には、生前退位の希望を表明された上皇さまの事例がある通り、陛下や皇族方のお気持ちやご発言が民意を動かすことも、まったくないわけではありません。 現実には、政府・官邸も宮内庁や側近などを通じて、重要な案件については、陛下や皇族方のお気持ちを把握しておくことはよくあるのです。 今回の安定的な皇位継承の議論では、当事者であられる愛子さまのご心中はもちろんですが、陛下のお考えや、愛子さまにピタリと寄り添われている雅子さまの意はどこにあるのか、政府関係者も把握しておきたいはずです。それだけに、雅子さまの立ち振る舞いが、議論の行方を左右する可能性もあるのです」(前出・全国紙記者) 愛子さまご自身のお考えはというと、成年会見で記者から両親へのメッセージを問われこう答えられている。《これからも、長く、一緒に時間を過ごせますように》 ある皇室関係者は、愛子さまの“覚悟”を感じたという。「愛子さまは結婚をするしないにかかわらず皇室に残り、公務を続けながら両陛下をお支えするお気持ちをお持ちなのではないでしょうか」 愛子さまと雅子さまの強い結びつきは、皇位継承の議論の行方を、より見えにくいものにしているという。「愛子さまが皇室に残れば、“愛子天皇待望論”が再燃するかもしれません。有識者会議の報告書では、悠仁さままでは“皇位継承の流れをゆるがせにしない”とされているため、愛子さまが“女帝”となることは現時点ではあり得ないものの、それに異を唱える声の高まりも予想されます。 さらに、愛子さまに寄り添われる雅子さまのお気持ちも、度外視することはできません。これまで同様、愛子さまの今後についても、雅子さまは“プロデュース”されたいというお気持ちを持たれているのではないでしょうか。愛子さまのお気持ちさえ、雅子さまがカギを握っていると捉えている皇室関係者は少なくない。しかし、その肝心の雅子さまの胸中は正確に伝わってきていません。 そうであれば、皇位継承問題の議論はなおのこと慎重に進めなければならなくなり、迷走はさらに続くでしょう」(皇室ジャーナリスト) 雅子さまは、愛子さまの将来像をどのように思い描かれているのだろうか。※女性セブン2023年3月30日・4月6日号
「これまでですと、陛下は大統領と、雅子さまは夫人とそれぞれでお話になるスタイルがほとんどでしたが、ひとつの丸テーブルを囲むことにより、賓客との距離をより近くに感じられるようになりました。外交官経験のある雅子さまのアイディアでもあるのではないでしょうか」(宮内庁関係者)
細部で反映される雅子さまのお気持ち。それが、皇室の一大事を大きく左右しようとしている。
天皇家の長女・愛子さまは4月から学習院大学への通学を始められる。コロナ禍により奪われていたキャンパスライフを取り戻せることは、愛子さまを見守られてきた雅子さまにとっても喜ばしいことだろう。一方で、心配事も生まれる。
「大学は共学なので異性との出会いもあります。期待と同時に少なからず不安も抱えられているのではないかと思います」(前出・宮内庁関係者)
愛子さまの初等科時代には、登校に付き添われ、授業も見学された雅子さま。愛子さまが成人されたいまも“密着”具合は変わらないようだ。
「2022年3月、御所・大広間で行われた愛子さまの成年会見の際、雅子さまは隣室で待機され、固唾をのんで見守られていました。会見での立派なお姿はご自身の準備と努力によるものですが、陛下と雅子さまに助けられた部分も少なくありません。愛子さま自身も“両親から話し方についてアドバイスをいただいた”と語られました」(前出・宮内庁関係者)
愛子さまは、昨年12月に公開された誕生日写真でも注目を集められた。
「屋外で馬とともに撮られたお写真は、開かれた令和皇室を表すかのような開放的な印象を受けました。胸元で輝くハートのペンダントについても、中学・高校時代のご学友からの贈り物という微笑ましいエピソードも明かされ、愛子さまのお人柄が伝わりました」(皇室記者)
実は、この写真が撮影された際も、すぐお近くで雅子さまも見守られていたという。
「好天に恵まれた日に撮影が行われ、皇居内の厩舎に足を運ばれ、愛子さまの写真撮影をそばで見ていらっしゃったと聞きます。ポーズや構図のアドバイスをされ、愛子さまの晴れ舞台を“プロデュース”されたのかもしれません。写真撮影後はご一家揃って馬と触れ合われたそうです」(前出・宮内庁関係者)
愛子さまを思うがゆえとはいえ、あまりに密着した母子関係を心配する声も聞こえる。昨年9月、雅子さまがエリザベス女王の葬儀でイギリスに滞在されたときのことだ。
「雅子さまは滞在先のホテルの部屋で、愛子さまとオンラインでお話をされたそうです。2泊4日という短い滞在にもかかわらず、わざわざ連絡を取られたと聞き驚きました。留守番中の愛子さまを心配されたのかもしれませんが、もう成人されていることを考えると少々“過干渉”気味なのでは……。愛子さまの年齢相応の自立への影響を心配する声も一部ではあがっています」(前出・宮内庁関係者)
岸田政権が発足して1年半近くが過ぎたが、安定的な皇位継承を巡る議論は停滞したまま。政府は2022年1月、皇位継承策などを検討する有識者会議による報告書の提出を受けた。しかし、そこにある皇族減少に対する具体的方策案や、女性天皇を認めるかどうかの議論は始まっていない。
「議論らしい議論はこの1年間、進みませんでした。ようやく2月26日になって、首相が安定的な皇位継承策の検討を急ぐように指示を出しましたが、具体的な道筋は示されていません。今後も迷走状態が続くのではないかとみられています」(全国紙記者)
議論が始まらない理由の1つには、政府が陛下のみならず雅子さまのお考えも図りかねている点があるのかもしれない。
「皇室制度改正に関することは政治の範疇です。憲法上、陛下や皇族方が政治的な活動や発言を禁じられている以上、議論の対象である愛子さま自身のお気持ちも考慮されることはない、というのが建前です。ただし実際には、生前退位の希望を表明された上皇さまの事例がある通り、陛下や皇族方のお気持ちやご発言が民意を動かすことも、まったくないわけではありません。
現実には、政府・官邸も宮内庁や側近などを通じて、重要な案件については、陛下や皇族方のお気持ちを把握しておくことはよくあるのです。
今回の安定的な皇位継承の議論では、当事者であられる愛子さまのご心中はもちろんですが、陛下のお考えや、愛子さまにピタリと寄り添われている雅子さまの意はどこにあるのか、政府関係者も把握しておきたいはずです。それだけに、雅子さまの立ち振る舞いが、議論の行方を左右する可能性もあるのです」(前出・全国紙記者)
愛子さまご自身のお考えはというと、成年会見で記者から両親へのメッセージを問われこう答えられている。
《これからも、長く、一緒に時間を過ごせますように》
ある皇室関係者は、愛子さまの“覚悟”を感じたという。
「愛子さまは結婚をするしないにかかわらず皇室に残り、公務を続けながら両陛下をお支えするお気持ちをお持ちなのではないでしょうか」
愛子さまと雅子さまの強い結びつきは、皇位継承の議論の行方を、より見えにくいものにしているという。
「愛子さまが皇室に残れば、“愛子天皇待望論”が再燃するかもしれません。有識者会議の報告書では、悠仁さままでは“皇位継承の流れをゆるがせにしない”とされているため、愛子さまが“女帝”となることは現時点ではあり得ないものの、それに異を唱える声の高まりも予想されます。
さらに、愛子さまに寄り添われる雅子さまのお気持ちも、度外視することはできません。これまで同様、愛子さまの今後についても、雅子さまは“プロデュース”されたいというお気持ちを持たれているのではないでしょうか。愛子さまのお気持ちさえ、雅子さまがカギを握っていると捉えている皇室関係者は少なくない。しかし、その肝心の雅子さまの胸中は正確に伝わってきていません。
そうであれば、皇位継承問題の議論はなおのこと慎重に進めなければならなくなり、迷走はさらに続くでしょう」(皇室ジャーナリスト)
雅子さまは、愛子さまの将来像をどのように思い描かれているのだろうか。
※女性セブン2023年3月30日・4月6日号