光熱費の高騰が続いています。ここでは、ESSE読者251人にアンケートを実施。オール電化の家に住んでいる人に、電気代や実際にしている対策を詳しく聞きました。
ESSE読者251人にアンケートを実施(2023年3月上旬)。そのうち、オール電化の家に住んでいるのは64人でした。詳しく内訳をみていきます。
・はい 64人
・いいえ 187人
・一軒家 53人
・集合住宅 11人
・はい 61人
・いいえ 2人
・その他 1人
・~2万円 13人
・2~3万円 26人
・3~5万円 16人
・5~7万円 7人
・それ以上 2人
家族構成などによって電気代の金額はさまざまですが、64人のうち61人が「電気代が上がった」と回答する結果になりました。
続いて、読者が実際に行っている対策や節約術を教えてもらいました。
「炊飯器での保温をやめて、炊いたらすぐ冷凍にしました。冷凍や解凍の手間等ありますが、慣れれば大丈夫そうです。冷蔵庫保存ができるおひつも現在検討中です」(愛知県・35歳)
「3LDKのアパートに住んでいます。1月の請求が7万円以上だったので、物置部屋、来客部屋にしている1部屋は完全に暖房offに。リビングだけメモリ最大にし、ほかの部屋は弱でドアを開けて暖気を送るようにしています。私が家に1人のときは電気毛布、電気カーペットのみの使用にし、ドラム式洗濯機は乾燥はほぼ使わないことにしました。結果、2月は2万円下がって5万円になりました」(北海道・37歳)
「家族みんなでお風呂に入る。同じ部屋で過ごす。節電&家族円満にも効果絶大です。寝るときは電気毛布(電気代が1時間あたり1円程度とコスパ最強)と厚着で」(滋賀県・38歳)
「普段はエアコンを使わないでこたつを使う。洗濯機や食洗機は電気代の安い夜に行う。お風呂は2日に1回。リンスインシャンプーを使い、使うお湯を節約」(宮城県・44歳)
「エアコンをなるべくつけない。つけるときは加湿のため洗濯物の室内干しをする(膝かけや子ども用毛布、シーツなど、大物を中心に)。レッグウォーマーや無印のベストなど、家族みんなで活動しやすく暖かい部屋着を着て、一部屋で過ごす。エアコンをつけなくても暖まるために、温かい飲み物をおいしく飲む(夫はコーヒーにこり、私はハーブティーにこり、お互いおしゃれでいい趣味だと思っている)。公園や散歩など、無料で行けるアウトドアを楽しむ」(香川県・39歳)
「なるべく日光を入れて、夕方は早めにカーテンを閉める。カイロを活用する。早寝して、早朝に家事をする」(東京都・40歳)
最後に、オール電化の家で暮らして感じたことを聞きました。
「ソーラーパネルをつけるか検討し、結局つけないことにした。しかし、こんなに電気代が上がるならあのときけておけばよかったと後悔している」(群馬県・40歳)
「家を選ぶ際は、賃貸でほかにあきがなかったので選択肢がありませんでしたが、まさかこんなに光熱費が圧迫するとは夢にも思わず…」(北海道・35歳)
「ここまで値上がりするとは思わなかった。でも、電気代が上がってるいうということは、ガス代も上がっているんだからと諦めている」(神奈川県・53歳)
電気代に対して戸惑う声がある一方で、オール電化でよかった! という声も多数ありました。
「デメリットは電気代が高いことだけです。空気もきれいなのでオール電化、気に入ってます」(北海道・48歳)
「後悔はまったくない! 電気代だけが上がるわけでもなく、ガスも上がっている。太陽光発電もしていれば日中もおトク!」(佐賀県・32歳)