前市会議長、無免許運転で女性に追突され「警察に報告するな」…取材に「もう忘れた」

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無免許で車を運転するなどしたとして、富山県警は8日にも、同県滑川市議会の高橋久光・前議長(74)を道路交通法違反容疑(無免許運転、事故不申告教唆など)で書類送検する方針を固めた。
捜査関係者によると、前議長は昨年9月下旬、免許を持っていないにもかかわらず、同市内の自宅近くで軽トラックを運転した疑い。この時に県警に検挙されたことを受け、前議長は同10月に議長と議員を辞職した。前議長は2021年末に高速道路で50キロ以上の速度超過をしたとして、免許を取り消されていた。
さらに前議長は昨年1月、市内で車両を無免許で運転中、県内の女性に追突されたが、事故を警察に報告しないように女性をそそのかし、自らも報告せずに現場を立ち去った疑いが持たれている。女性が昨年秋になって県警に申告し、事故が発覚したという。
前議長は昨年10月、報道陣の取材に「(無免許で)運転することが悪いという思いはあったが、魔が差した。深く反省している」と釈明し、無免許運転は1度しかしていないと主張していた。だが、県警は複数回の無免許運転があったとみており、前議長は6日の読売新聞の取材に「もう忘れてしまった。悪いことはしていない」と語った。

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