“美人局”の手口で強盗傷害18歳・19歳の男を検察庁に「逆送」刑事裁判へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSを使って少女が誘い出した男性に暴行を加え金銭を要求した疑いで逮捕された18歳と19歳の男について、金沢家庭裁判所は事件を検察庁に送り返す「逆送」を決定しました。
この事件は去年10月、いわゆる美人局の手口でSNSを使って16歳の少女が金沢市内の公園に誘い出した男性に暴行を加え、現金1万5000円を奪い取ったとして、16歳から19歳の男女5人が強盗傷害の疑いで逮捕されたものです。
5人はその後、別の男性にも同様の手口で暴行を加え金銭を要求したとして再逮捕されています。金沢地検は、5人を少年事件の対象として金沢家庭裁判所に送致しましたが、このうち18歳と19歳の男2人について、裁判所は刑事処分が相当と判断し、3日までに事件を検察庁に送り返す逆送を決定しました。今後、刑事裁判で審理される見通しです。
一方、裁判所は16歳と17歳の少年2人を少年院に送致し、残る16歳の少女の処分については明らかにしていません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。