仲邑菫女流棋聖、準決勝で敗れる ワールド碁女流最強戦

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日本、中国、韓国など5カ国・地域の囲碁の女流棋士8人で争う「SENKO CUPワールド碁女流最強戦2023」準決勝が4日、東京都江東区で行われ、中学生棋士の仲邑菫(すみれ)女流棋聖(14)は、崔精九段(26)=韓国=に7目半負けした。仲邑女流棋聖は5日の3位決定戦で、上野愛咲美(あさみ)女流立葵杯(21)と対戦する。
仲邑菫三段「中学生のうちにタイトル」 3度目の挑戦 崔九段は、国際棋戦「穹窿山兵聖杯世界女子囲碁選手権」で4度優勝するなど、世界トップクラスの女性棋士として知られる。22年の男女混合国際棋戦「三星火災杯世界囲碁マスターズ」では、女性棋士として初めて準優勝を果たした。 対局は午前11時開始。仲邑女流棋聖は中盤まで互角以上の戦いを見せたが、終盤に一瞬の隙(すき)を突かれて逆転を許した。仲邑女流棋聖は「もしかしたらいけるかなという局面もあったと思う。全体的に相手のヨミの深さがすごいと感じた」と話した。 準決勝のもう1局、上野女流立葵杯と周泓余六段(20)=中国=戦は、周が中押し勝ちした。【武内亮】
崔九段は、国際棋戦「穹窿山兵聖杯世界女子囲碁選手権」で4度優勝するなど、世界トップクラスの女性棋士として知られる。22年の男女混合国際棋戦「三星火災杯世界囲碁マスターズ」では、女性棋士として初めて準優勝を果たした。
対局は午前11時開始。仲邑女流棋聖は中盤まで互角以上の戦いを見せたが、終盤に一瞬の隙(すき)を突かれて逆転を許した。仲邑女流棋聖は「もしかしたらいけるかなという局面もあったと思う。全体的に相手のヨミの深さがすごいと感じた」と話した。
準決勝のもう1局、上野女流立葵杯と周泓余六段(20)=中国=戦は、周が中押し勝ちした。【武内亮】

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