東京・足立区 医学部進学で“3600万円給付” 年間40人募集開始 驚きの子育て支援策

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東京・足立区が驚きの子育て支援策を打ち出し、話題となっています。なんと、1人最大3600万円の給付。区民から驚きの声が上がっています。
■医学部進学で3600万円給付…区民も「びっくり」
岸田文雄総理大臣:「『子ども子育て政策』を最優先で、取り組んでまいります」
26日、自民党の党大会で異次元の少子化対策について、改めて決意を表明した岸田総理。来月末までに、政策のたたき台をまとめる方針です。
その一方で、全国の自治体からも独自の子育て支援策が発表されています。中でも注目されているのは、足立区です。
足立区 近藤やよい区長:「大学入学予定者・在学生に対する全額給付型の返済不要の奨学金。医者になりたいとか、理系に行きたいとか、なかなか経済的に環境が厳しいなかでも、それが実現できるんだという自治体を目指していきたい」
足立区が新年度から始める、給付型の奨学金制度。驚くのは、その金額です。
足立区 学校運営部学務課 飯塚尚美課長:「医学部は、6年間で3600万円が上限。それ以外の学部は、4年間で830万円が上限」
医学部に進学した場合、給付金はなんと、最大3600万円。高校での成績が平均4.0以上、世帯年収が800万円以下であることなどを条件に、年間40人の募集を始めました。
この支援策について、足立区民は、次のような声が聞かれました。
足立区在住(40代):「びっくりしました。できるなら利用したい」
足立区在住(40代):「子どもを育てるうえで、一番負担になるのが“大学の授業料”。取り組みとしては良いと思います」
足立区在住(40代):「給付されるんですもんね。だいぶ、頑張りたいですよね、成績を…。対象になれるように、(子どもの)学力を(上げるよう)頑張ります」

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