大阪・堺市で、ゴミ収集車が突然、横転。
ドライブレコーダーが、その瞬間をとらえていた。
事故は17日の夕方、ドライブレコーダーをつけた車が、買い物に向かっている途中に起きた。
前を走るゴミ収集車が突然、ふらふらと蛇行し、横転してしまった。
事故が起こったのは、大阪府の和泉中央駅から、およそ3km離れた場所。
事故の瞬間をもう一度見てみると、蛇行するゴミ収集車の横を、シルバーの車が走っている。
横転してからも、ゴミ収集車はおよそ5秒間、白い煙を上げながら、数十メートル進んでいる。
シルバーの車も、事故に巻き込まれるところだった。
ドライブレコーダーを撮影していた男性は、当時の状況を「追い越し車線に、あの車(ゴミ収集車)が来た感じなんですけど、目に入った時がフラフラしている状態だったんで、(同乗者と)一緒に『危ないな、あの車』って言っていて、その後に横転したんで、ビックリしたというのが強かったです」と振り返る。
男性によると、ゴミ収集車は、横転する前から追い越し車線で、蛇行運転を100メートルほど続けていたという。
危険を感じたため、十分に車間距離を取っていたことから、事故に巻き込まれなかったという。
事故後の映像では、4人が、横転したゴミ収集車の運転手のもとに駆け寄っていくのがわかる。
ドライブレコーダーを撮影していた男性「停車をしまして、ハザードたいて、一緒に乗っていた人に『警察に電話して』って言って、安否確認をしにいったって感じですね」
男性によると、ゴミ収集車の運転手にけがはなかったという。