「議会の真っ最中」に「控え室で愛し合う」…NHK党議員と都民ファースト議員の「W不倫」を妻が告発

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「橋口さんは働く女性の立場向上のための活動や、障害を持つ子の親への支援活動など、さまざまな活動をなさっていました。でも、裏ではご自分のお子さんをほったらかして私の主人と朝まで何度も一緒に過ごしていた上に、議会中に抜け出して控え室で密会を繰り返していたんです」
淡々と本誌に告白するのは松田美樹さん(35)だ。夫の松田亘氏(39)は2019年4月、NHKから国民を守る党より出馬し、4862票で初当選。練馬区議会では「理知的・理論的に話せる議員」と好評だ。
美樹さんから『橋口さん』と名指しされたのは、都民ファーストの会(以下、都ファ)の橋口奈保区議(46)。彼女も当選1回の新人議員で、「美人区議」として評判だ。練馬区内の戸建てに夫と息子の3人暮らし。
現在2人は「練馬区議会未来会議・都民ファーストの会・国民民主党」で会派を組んでいる。
ある練馬区議が匿名を条件にこう語る。
「一昨年の冬くらいから2人で飲み歩く姿が確認され、不倫しているのでは?と噂されていました。予算特別委員会の開催中、ちょくちょく2人で並んで抜け出し、顔を赤らめて戻ってくるんです。一部で『議員控え室で何をしているんだ』と話題になっていた。今年2月中旬、2人を名指しした怪文書が区長、区議、練馬選出の都議会議員宛に届き、針のむしろに座る気持ちでしょう」
その怪文書の内容は以下の通り。松田氏と橋口氏を「不倫関係」にあると断定し、『不倫ファーストはいらない』と攻撃している。
〈NHK党松田亘と都民ファーストはしぐち奈保は不倫関係です お互い家庭があるのに区議会の中で不貞行為するカップルが区議会にいて良いのですか 不倫がバレてから松田は雲隠れ、議会に来ていませんが給料はもらい続けている、かならず区議会で問題にして下さい 松田が来なくてもはしぐちはオトガメなしで何食わぬ顔 練馬区民をコケにするのもいい加減にしなさい 区議会に不倫ファーストはいらない(原文ママ)〉
美樹さんは経緯をこう説く。
「一昨年12月くらいから主人の朝帰りが増えたので、不審に思い、昨年2月23日、主人のスマホをチェックしたら山梨県富士吉田市の貸切露天風呂やラブホの予約、橋口さんから『土日は議会がなくて会えなくて寂しい』『一緒にいたから質問が作れなかった』という趣旨の言葉が並んでいました。主人を問いただすとその場で、『あっ、(浮気を)しました。すいません』と橋口さんとの関係を認めて謝ったんです。その場で別れると約束してくれたのですが……」
松田氏のスマホに残されたLINEの文面から推測すれば、21年の12月24日に「男女の仲」となったようだ。松田氏は「もう寝ちゃったかな? 今日で奈保と付き合ってちょうど1ヵ月だね! 奈保と会えると凄く嬉しい けど会えないと寂しいよ! これからも仲良くしてね!」と浮かれっぷりがうかがえる。
松田氏と橋口氏とのLINE上でのやりとりは政治家同士ならではの愛の言葉が溢れていた。
橋口「収支報告書か! 私も教えて欲しい もう提出したけれど」松田「来年はイチャイチャしながら一緒に作る?」橋口氏は「いいね」とスタンプで返答。
橋口「区役所で、今日の動画発表会をしよう!」松田「ですね! 私は区役所じゃなく奈保が好きなんだけどね」橋口氏が「てへへ」と照れたスタンプを送る。松田「奈保可愛い」「明日動画一緒に見ようね」橋口「見ようね!」
松田「おはよう! 質問作りかぁ~ 誰かに邪魔されたのかな? でも大丈夫だよ! 31日は俺が0距離で応援するからね(略)」橋口「0距離で応援!? これはまた質問が作れないなぁ」
39歳と46歳の政治家とは思えぬ、熱愛ぶりは延々と記されていた。
「主人のことはいまでも尊敬していますが、浮気をしたことは一生許しません」
離婚はしないという美樹さん。スマホをスクロールさせつつ、こう続ける。
「主人は責任をとって次の選挙には出ませんが、橋口さんは引退もせずに、いまだに都ファの看板で政治活動をしている。春の選挙でも都ファ公認の候補者として出馬するようで、党としても橋口さん個人としてもどういうお考えなのか、私には理解ができません」
2月20日、練馬区議会の予算特別委員会開催前に両者を直撃。橋口氏は何を尋ねても硬い表情のまま口を閉ざした。動揺したのか、別の部屋に入り、区の職員に促され、会議室へ入室。松田氏は「いまから委員会なので後でお話しいたします」「ちゃんと説明します」と答えて入室した。
委員会終了の4時間後、2人一緒に戻ってくるものの、口を閉ざしたまま。松田氏に言葉をかけても、「すいません」と頭を下げるのみ。橋口氏は険しい表情で、こちらを一瞥することもなく控え室へ駆け込んだ。
橋口氏の元支援者がこう嘆息する。
「最初に不倫の噂が広がった時に関係を尋ねたら『私は夫を愛しています。松田さんは好みのタイプではない』と言い切ったので、信じてしまった。W不倫が発覚した後も『終わったことなのでバレません。証拠もありません』と、その場限りの嘘を重ねた。橋口さんは『職務を全うしたい。次も都ファで頑張りたい。他の人には広めないでください』と自分の都合ばかり押し付けるので支援をやめました」
橋口氏は元支援者に「証拠が出て言い逃れができなくなれば辞めます」と述べている。嘘をつき続けてきた橋口氏だが、不倫の証拠が白日のもとにさらされてしまった今、最後くらいは約束を守るべきなのではないだろうか。
文:岩崎大輔

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