愛知県一宮市で、同居する父親の死亡を届け出ず、年金約1000万円をだまし取ったとして、49歳の男が再逮捕されました。
再逮捕されたのは、一宮市の無職・青山政史容疑者(49)で、2018年4月から4年半にわたり同居する父親(当時73)が亡くなったことを届け出ず、年金約970万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。
青山容疑者は、これまでに死体遺棄の疑いで逮捕され、「葬儀をすると父親の年金がもらえなくなってしまう」などと供述していて、詐欺の容疑についても認めているということです。
父親の遺体は白骨化していて死因はわかっておらず、警察は亡くなった経緯や不正受給の動機などを詳しく調べています。