コロナ禍でひろがった「在宅勤務“不倫”」がヤバすぎた!妻にひき逃げされた夫が、ついに離婚を決断するまでの「血みどろ」の関係

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突然ですが、質問です。
夫婦喧嘩は犬も食わないといいますが、不倫をして金を貢いだり、パチンコにふけって借金を作ったり、大酒飲みで家のなかで暴れたりするのは、たいてい「夫」だと思いますか?
そんなクズ亭主に愛想を尽かし、家を出ていく妻。昭和の時代は確かにそんな光景が珍しくありませんでした。
しかし、時代が平成に移ると、どうでしょうか?
筆者は行政書士、ファイナンシャルプランナーとして18年間、夫婦の悩み相談にのってきました。この間に、女性の社会進出はかなり進みました。
妻はなにを考えているのか…Photo/gettyimages
男性と同等の賃金を得て、高いプライドを手に入れる女性が増えたことで、相談の現場では「男女逆転現象」がちらほら目につくようになっています。たとえば、不倫をしたり、借金をしたり、酒乱のために狼藉をはたらく「妻」が散見されるようになったのです。一例をあげると夫が家事や育児を担当し、少し時間に余裕ができたことをいいことに、外で男と遊ぶパターンです。そして、令和の時代にはいり、夫婦トラブルのジェンダーレス化にますます拍車がかかった印象をもっています。例えば、「私さえ楽しければ夫はどうでもいい」と自分中心的な考え方をしたり、「嘘も方便。見抜けない方が悪いし、バレるまでやりたい放題」と罪悪感が欠けていたり、「女の涙で無罪放免。何したって最後は許される」と夫を見下していたり…。こんな妻の心理の底には「離婚上等」という思想があるように思えて仕方がありません。一方で、夫の側はいまも「亭主に捨てられたら生きていけない」のは昭和の考え方を捨てきれていません。今回の相談者・細川優一郎さんもその一人でした。妻の裏切りで危うく死にかけたのですが、一体、何があったのでしょうか?妻にひき殺されかけた…Photo/gettyimages <登場人物(相談時点。名前は仮)>夫:細川優一郎(38歳。会社員)☆今回の相談者妻:細川由紀子(32歳。フリーライター)男:山木拓海(37歳。妻の取引先の担当者のはずだが…)「妻にひき逃げされまして…」優一郎さんが離婚を決めたきっかけは、2022年11月に起こった妻の暴走でした。「殺されそうになりました。自宅の庭で彼女が運転する車にはねられたんです!もう終わり…だと悟りました。」優一郎さんが筆者の事務所を訪れ、必死の形相で訴えてきたのは2022年12月のことでした。事故は日曜日の夕方におこりました。 優一郎さんは妻が外出するのを止めるため、「どこへ行くんだ!」と叫び、車の前方に立ちふさがります。妻はお構いなしに発進し、車のバンパーが優一郎さんの右の太腿に激突しましたが、妻は車を降りて優一郎さんを気使うことはありません。負傷した夫を放置したまま、出かけていきました。筆者は「これは立派なひき逃げですよ」と同情しました。優一郎さんは「こんなことは恥ずかしくて警察に通報できませんよ」と言いますが、以来、体の不調がひどくなっていきました。彼が堪え難かったのは、体の苦痛より心の苦痛でした。妻にひき逃げされたショックは大きく、精神的に堪えたようです。「もともと手足がしびれることが多く、神経障害性疼痛と診断されていました。あの『事故』以来、痛みがあまりにも酷く、夜も眠れない日が続きました。これ以上、我慢できないので、最近はブロック注射を打って、なんとか出勤しています」症状が酷くなったのは2022年11月です。 積みかさなる「妻への恐怖」優一郎さんは医師から休職を勧められたそうですが、傷病手当金だけで今の生活を維持するのは難しい。また勤務先はコロナ不況により人員の削減を進めており、今のタイミングで休職した場合、人事部のターゲットにされ、「待ってました」とばかり、退職勧奨されるのは目に見えています。優一郎さんは仕事を失い、収入が途絶え、金銭的に息詰まることを何より恐れていました。つまり、妻の身勝手な行動のために優一郎さんは身体に鞭を打ってでも働かざるを得ない状況に追い込まれたのです。優一郎さんは満身創痍の状態で制止したのですが、筆者は「奥さんは行く手を阻む障害物としか思っていなかったのでは」と慰めました。そのことが最後の決め手になったようです。「一緒になったら何があろうと添い遂げよう。そう心に決めて結婚し、今までやってきました。それなのに…」と優一郎さんは言いますが、妻の悪いところを見て見ぬふりをし、傷つけないように口をつぐみ、好きなようにさせた結果がこれです。優一郎さんはここに至って、ついに堪忍袋の緒が切れ、ようやく離婚を決断したのです。「このままじゃ命がいくつあっても足りませんよ。この前は車ですが、他の手段で殺されるんじゃないかって、いつも不安でお腹が痛い…」妻はどこへ…Photo/gettyimages 不倫の証拠は見つかるのかでは妻は優一郎さんの制止を振り切って、どこへ向かったのでしょうか?「男のところに決まっています」雄一郎さんはこう言いますが、本当に不倫をしているのか、確証は得られていませんでした。そこで、筆者は状況をよく聞き取っていくことにしました。「日曜の夕方はいつもこうなんです。日曜の夕方になると決まって車で出かけるんです。妻は『仕事の打ち合わせ』だと言うんです。3~4時間で帰ってくるのですが、本当なのか…と疑うようになりました」妻の職業はフリーのライター。企業からの依頼を受け、文章を作成し、原稿と引き換えに報酬を得る仕事で、特定の組織に所属していないフリーランスです。妻いわく相手先は菓子メーカーのメディア事業部。最近、立ち上げたオウンドメディアの文章作成を請け負っており、打ち合わせの相手は、担当者の課長(40代、男性)だと話したそうです。もし外泊なら完全に「黒」ですが、妻の場合は日帰りです。妻は、どこでなにをやっているのか Photo/gettyimages 本当に黒なら、妻は前もって「誰と会うのか」を明らかにしないでしょう。わざわざ相手の素性と教えるくらいなら「白」なのではないか。自問自答を繰り返すけれど、納得がいく結論は見出せません。そこで、妻が不倫をしているのか、確証を得るために優一郎さんは行動に移しました。まずは、優一郎さんは妻が不在のとき、こっそりと車へ入り、カーナビを操作し、履歴を確認したところ、GPS機能はオフの状態でした。わざわざオンをオフにするなんて明らかに怪しい行動です。しかし、「彼女が『いつも行く先だからナビはいらない』と開き直ったら、何も言い返せません。これ以上、妻を問い詰めて、大きな喧嘩に発展し、関係がこじれるのは困る。かといって、いまのモヤモヤした状況も断ち切りたい。そんな優一郎さんが2020年8月に頼ったのは興信所でした。 「在宅勤務」のクライアント妻の車を尾行すれば、最終的な行先の住所を特定することが可能です。それなら妻に直接、確認せずに白黒を判定することができるだろうと期待し、着手金として15万円を支払いました。それから2週間後。興信所が作成した調査書が届きました。妻が車を停めたのはアパートの駐車場。アパートの部屋に掲げられた表札は「山木」。担当者の男性の自宅でした。徐々に核心にせまっていく優一郎さん。不安はさらに募っていきます。いても立ってもいられず、男性の勤務先の電話番号を調べ、メディア事業部に電話をかけたのは2020年10月のこと。山木氏は在宅勤務中とのことでした。そこで直属の上司につないでもらい説明を求めした。上司いわく件のアパートは男性の別居先。2年前、山木氏は自宅を出て、妻子を別居し、アパートへ転居した模様。別居して間もなく知り合ったのが妻でした。じょじょに疑いが濃くなっていく…Photo/gettyimages しかし、上司は「話せるのはここまでです。社外のことはプライベートなので」と遮ろうとしました。優一郎さんが「山木さんは在宅勤務をして、そこに妻が打ち合わせに行っているのですよね。それはプライベートじゃないですよね」と食い下がるも、「社内ならともかく社外のことは知りませんよ!」と電話を切られてしまいました。妻が在宅勤務の担当者と不倫をしていることは濃厚です。優一郎さんは2022年12月、ついに覚悟を決めました。さらに後編記事『ライター妻がクライアントと「在宅勤務不倫」!「ウソ」と「言い訳」のヤバすぎる「裏切りの末路」』では、妻の「在宅勤務不倫」のゆくえと確証を得た優一郎さんの壮絶なバトル結末をお届けする!
男性と同等の賃金を得て、高いプライドを手に入れる女性が増えたことで、相談の現場では「男女逆転現象」がちらほら目につくようになっています。
たとえば、不倫をしたり、借金をしたり、酒乱のために狼藉をはたらく「妻」が散見されるようになったのです。一例をあげると夫が家事や育児を担当し、少し時間に余裕ができたことをいいことに、外で男と遊ぶパターンです。
そして、令和の時代にはいり、夫婦トラブルのジェンダーレス化にますます拍車がかかった印象をもっています。
例えば、「私さえ楽しければ夫はどうでもいい」と自分中心的な考え方をしたり、「嘘も方便。見抜けない方が悪いし、バレるまでやりたい放題」と罪悪感が欠けていたり、「女の涙で無罪放免。何したって最後は許される」と夫を見下していたり…。
こんな妻の心理の底には「離婚上等」という思想があるように思えて仕方がありません。
一方で、夫の側はいまも「亭主に捨てられたら生きていけない」のは昭和の考え方を捨てきれていません。
今回の相談者・細川優一郎さんもその一人でした。
妻の裏切りで危うく死にかけたのですが、一体、何があったのでしょうか?
妻にひき殺されかけた…Photo/gettyimages
<登場人物(相談時点。名前は仮)>夫:細川優一郎(38歳。会社員)☆今回の相談者妻:細川由紀子(32歳。フリーライター)男:山木拓海(37歳。妻の取引先の担当者のはずだが…)「妻にひき逃げされまして…」優一郎さんが離婚を決めたきっかけは、2022年11月に起こった妻の暴走でした。「殺されそうになりました。自宅の庭で彼女が運転する車にはねられたんです!もう終わり…だと悟りました。」優一郎さんが筆者の事務所を訪れ、必死の形相で訴えてきたのは2022年12月のことでした。事故は日曜日の夕方におこりました。 優一郎さんは妻が外出するのを止めるため、「どこへ行くんだ!」と叫び、車の前方に立ちふさがります。妻はお構いなしに発進し、車のバンパーが優一郎さんの右の太腿に激突しましたが、妻は車を降りて優一郎さんを気使うことはありません。負傷した夫を放置したまま、出かけていきました。筆者は「これは立派なひき逃げですよ」と同情しました。優一郎さんは「こんなことは恥ずかしくて警察に通報できませんよ」と言いますが、以来、体の不調がひどくなっていきました。彼が堪え難かったのは、体の苦痛より心の苦痛でした。妻にひき逃げされたショックは大きく、精神的に堪えたようです。「もともと手足がしびれることが多く、神経障害性疼痛と診断されていました。あの『事故』以来、痛みがあまりにも酷く、夜も眠れない日が続きました。これ以上、我慢できないので、最近はブロック注射を打って、なんとか出勤しています」症状が酷くなったのは2022年11月です。 積みかさなる「妻への恐怖」優一郎さんは医師から休職を勧められたそうですが、傷病手当金だけで今の生活を維持するのは難しい。また勤務先はコロナ不況により人員の削減を進めており、今のタイミングで休職した場合、人事部のターゲットにされ、「待ってました」とばかり、退職勧奨されるのは目に見えています。優一郎さんは仕事を失い、収入が途絶え、金銭的に息詰まることを何より恐れていました。つまり、妻の身勝手な行動のために優一郎さんは身体に鞭を打ってでも働かざるを得ない状況に追い込まれたのです。優一郎さんは満身創痍の状態で制止したのですが、筆者は「奥さんは行く手を阻む障害物としか思っていなかったのでは」と慰めました。そのことが最後の決め手になったようです。「一緒になったら何があろうと添い遂げよう。そう心に決めて結婚し、今までやってきました。それなのに…」と優一郎さんは言いますが、妻の悪いところを見て見ぬふりをし、傷つけないように口をつぐみ、好きなようにさせた結果がこれです。優一郎さんはここに至って、ついに堪忍袋の緒が切れ、ようやく離婚を決断したのです。「このままじゃ命がいくつあっても足りませんよ。この前は車ですが、他の手段で殺されるんじゃないかって、いつも不安でお腹が痛い…」妻はどこへ…Photo/gettyimages 不倫の証拠は見つかるのかでは妻は優一郎さんの制止を振り切って、どこへ向かったのでしょうか?「男のところに決まっています」雄一郎さんはこう言いますが、本当に不倫をしているのか、確証は得られていませんでした。そこで、筆者は状況をよく聞き取っていくことにしました。「日曜の夕方はいつもこうなんです。日曜の夕方になると決まって車で出かけるんです。妻は『仕事の打ち合わせ』だと言うんです。3~4時間で帰ってくるのですが、本当なのか…と疑うようになりました」妻の職業はフリーのライター。企業からの依頼を受け、文章を作成し、原稿と引き換えに報酬を得る仕事で、特定の組織に所属していないフリーランスです。妻いわく相手先は菓子メーカーのメディア事業部。最近、立ち上げたオウンドメディアの文章作成を請け負っており、打ち合わせの相手は、担当者の課長(40代、男性)だと話したそうです。もし外泊なら完全に「黒」ですが、妻の場合は日帰りです。妻は、どこでなにをやっているのか Photo/gettyimages 本当に黒なら、妻は前もって「誰と会うのか」を明らかにしないでしょう。わざわざ相手の素性と教えるくらいなら「白」なのではないか。自問自答を繰り返すけれど、納得がいく結論は見出せません。そこで、妻が不倫をしているのか、確証を得るために優一郎さんは行動に移しました。まずは、優一郎さんは妻が不在のとき、こっそりと車へ入り、カーナビを操作し、履歴を確認したところ、GPS機能はオフの状態でした。わざわざオンをオフにするなんて明らかに怪しい行動です。しかし、「彼女が『いつも行く先だからナビはいらない』と開き直ったら、何も言い返せません。これ以上、妻を問い詰めて、大きな喧嘩に発展し、関係がこじれるのは困る。かといって、いまのモヤモヤした状況も断ち切りたい。そんな優一郎さんが2020年8月に頼ったのは興信所でした。 「在宅勤務」のクライアント妻の車を尾行すれば、最終的な行先の住所を特定することが可能です。それなら妻に直接、確認せずに白黒を判定することができるだろうと期待し、着手金として15万円を支払いました。それから2週間後。興信所が作成した調査書が届きました。妻が車を停めたのはアパートの駐車場。アパートの部屋に掲げられた表札は「山木」。担当者の男性の自宅でした。徐々に核心にせまっていく優一郎さん。不安はさらに募っていきます。いても立ってもいられず、男性の勤務先の電話番号を調べ、メディア事業部に電話をかけたのは2020年10月のこと。山木氏は在宅勤務中とのことでした。そこで直属の上司につないでもらい説明を求めした。上司いわく件のアパートは男性の別居先。2年前、山木氏は自宅を出て、妻子を別居し、アパートへ転居した模様。別居して間もなく知り合ったのが妻でした。じょじょに疑いが濃くなっていく…Photo/gettyimages しかし、上司は「話せるのはここまでです。社外のことはプライベートなので」と遮ろうとしました。優一郎さんが「山木さんは在宅勤務をして、そこに妻が打ち合わせに行っているのですよね。それはプライベートじゃないですよね」と食い下がるも、「社内ならともかく社外のことは知りませんよ!」と電話を切られてしまいました。妻が在宅勤務の担当者と不倫をしていることは濃厚です。優一郎さんは2022年12月、ついに覚悟を決めました。さらに後編記事『ライター妻がクライアントと「在宅勤務不倫」!「ウソ」と「言い訳」のヤバすぎる「裏切りの末路」』では、妻の「在宅勤務不倫」のゆくえと確証を得た優一郎さんの壮絶なバトル結末をお届けする!
<登場人物(相談時点。名前は仮)>夫:細川優一郎(38歳。会社員)☆今回の相談者妻:細川由紀子(32歳。フリーライター)男:山木拓海(37歳。妻の取引先の担当者のはずだが…)
優一郎さんが離婚を決めたきっかけは、2022年11月に起こった妻の暴走でした。
「殺されそうになりました。自宅の庭で彼女が運転する車にはねられたんです!もう終わり…だと悟りました。」
優一郎さんが筆者の事務所を訪れ、必死の形相で訴えてきたのは2022年12月のことでした。
事故は日曜日の夕方におこりました。
優一郎さんは妻が外出するのを止めるため、「どこへ行くんだ!」と叫び、車の前方に立ちふさがります。妻はお構いなしに発進し、車のバンパーが優一郎さんの右の太腿に激突しましたが、妻は車を降りて優一郎さんを気使うことはありません。負傷した夫を放置したまま、出かけていきました。筆者は「これは立派なひき逃げですよ」と同情しました。優一郎さんは「こんなことは恥ずかしくて警察に通報できませんよ」と言いますが、以来、体の不調がひどくなっていきました。彼が堪え難かったのは、体の苦痛より心の苦痛でした。妻にひき逃げされたショックは大きく、精神的に堪えたようです。「もともと手足がしびれることが多く、神経障害性疼痛と診断されていました。あの『事故』以来、痛みがあまりにも酷く、夜も眠れない日が続きました。これ以上、我慢できないので、最近はブロック注射を打って、なんとか出勤しています」症状が酷くなったのは2022年11月です。 積みかさなる「妻への恐怖」優一郎さんは医師から休職を勧められたそうですが、傷病手当金だけで今の生活を維持するのは難しい。また勤務先はコロナ不況により人員の削減を進めており、今のタイミングで休職した場合、人事部のターゲットにされ、「待ってました」とばかり、退職勧奨されるのは目に見えています。優一郎さんは仕事を失い、収入が途絶え、金銭的に息詰まることを何より恐れていました。つまり、妻の身勝手な行動のために優一郎さんは身体に鞭を打ってでも働かざるを得ない状況に追い込まれたのです。優一郎さんは満身創痍の状態で制止したのですが、筆者は「奥さんは行く手を阻む障害物としか思っていなかったのでは」と慰めました。そのことが最後の決め手になったようです。「一緒になったら何があろうと添い遂げよう。そう心に決めて結婚し、今までやってきました。それなのに…」と優一郎さんは言いますが、妻の悪いところを見て見ぬふりをし、傷つけないように口をつぐみ、好きなようにさせた結果がこれです。優一郎さんはここに至って、ついに堪忍袋の緒が切れ、ようやく離婚を決断したのです。「このままじゃ命がいくつあっても足りませんよ。この前は車ですが、他の手段で殺されるんじゃないかって、いつも不安でお腹が痛い…」妻はどこへ…Photo/gettyimages 不倫の証拠は見つかるのかでは妻は優一郎さんの制止を振り切って、どこへ向かったのでしょうか?「男のところに決まっています」雄一郎さんはこう言いますが、本当に不倫をしているのか、確証は得られていませんでした。そこで、筆者は状況をよく聞き取っていくことにしました。「日曜の夕方はいつもこうなんです。日曜の夕方になると決まって車で出かけるんです。妻は『仕事の打ち合わせ』だと言うんです。3~4時間で帰ってくるのですが、本当なのか…と疑うようになりました」妻の職業はフリーのライター。企業からの依頼を受け、文章を作成し、原稿と引き換えに報酬を得る仕事で、特定の組織に所属していないフリーランスです。妻いわく相手先は菓子メーカーのメディア事業部。最近、立ち上げたオウンドメディアの文章作成を請け負っており、打ち合わせの相手は、担当者の課長(40代、男性)だと話したそうです。もし外泊なら完全に「黒」ですが、妻の場合は日帰りです。妻は、どこでなにをやっているのか Photo/gettyimages 本当に黒なら、妻は前もって「誰と会うのか」を明らかにしないでしょう。わざわざ相手の素性と教えるくらいなら「白」なのではないか。自問自答を繰り返すけれど、納得がいく結論は見出せません。そこで、妻が不倫をしているのか、確証を得るために優一郎さんは行動に移しました。まずは、優一郎さんは妻が不在のとき、こっそりと車へ入り、カーナビを操作し、履歴を確認したところ、GPS機能はオフの状態でした。わざわざオンをオフにするなんて明らかに怪しい行動です。しかし、「彼女が『いつも行く先だからナビはいらない』と開き直ったら、何も言い返せません。これ以上、妻を問い詰めて、大きな喧嘩に発展し、関係がこじれるのは困る。かといって、いまのモヤモヤした状況も断ち切りたい。そんな優一郎さんが2020年8月に頼ったのは興信所でした。 「在宅勤務」のクライアント妻の車を尾行すれば、最終的な行先の住所を特定することが可能です。それなら妻に直接、確認せずに白黒を判定することができるだろうと期待し、着手金として15万円を支払いました。それから2週間後。興信所が作成した調査書が届きました。妻が車を停めたのはアパートの駐車場。アパートの部屋に掲げられた表札は「山木」。担当者の男性の自宅でした。徐々に核心にせまっていく優一郎さん。不安はさらに募っていきます。いても立ってもいられず、男性の勤務先の電話番号を調べ、メディア事業部に電話をかけたのは2020年10月のこと。山木氏は在宅勤務中とのことでした。そこで直属の上司につないでもらい説明を求めした。上司いわく件のアパートは男性の別居先。2年前、山木氏は自宅を出て、妻子を別居し、アパートへ転居した模様。別居して間もなく知り合ったのが妻でした。じょじょに疑いが濃くなっていく…Photo/gettyimages しかし、上司は「話せるのはここまでです。社外のことはプライベートなので」と遮ろうとしました。優一郎さんが「山木さんは在宅勤務をして、そこに妻が打ち合わせに行っているのですよね。それはプライベートじゃないですよね」と食い下がるも、「社内ならともかく社外のことは知りませんよ!」と電話を切られてしまいました。妻が在宅勤務の担当者と不倫をしていることは濃厚です。優一郎さんは2022年12月、ついに覚悟を決めました。さらに後編記事『ライター妻がクライアントと「在宅勤務不倫」!「ウソ」と「言い訳」のヤバすぎる「裏切りの末路」』では、妻の「在宅勤務不倫」のゆくえと確証を得た優一郎さんの壮絶なバトル結末をお届けする!
優一郎さんは妻が外出するのを止めるため、「どこへ行くんだ!」と叫び、車の前方に立ちふさがります。妻はお構いなしに発進し、車のバンパーが優一郎さんの右の太腿に激突しましたが、妻は車を降りて優一郎さんを気使うことはありません。負傷した夫を放置したまま、出かけていきました。
筆者は「これは立派なひき逃げですよ」と同情しました。
優一郎さんは「こんなことは恥ずかしくて警察に通報できませんよ」と言いますが、以来、体の不調がひどくなっていきました。
彼が堪え難かったのは、体の苦痛より心の苦痛でした。妻にひき逃げされたショックは大きく、精神的に堪えたようです。
「もともと手足がしびれることが多く、神経障害性疼痛と診断されていました。あの『事故』以来、痛みがあまりにも酷く、夜も眠れない日が続きました。
これ以上、我慢できないので、最近はブロック注射を打って、なんとか出勤しています」
症状が酷くなったのは2022年11月です。
積みかさなる「妻への恐怖」優一郎さんは医師から休職を勧められたそうですが、傷病手当金だけで今の生活を維持するのは難しい。また勤務先はコロナ不況により人員の削減を進めており、今のタイミングで休職した場合、人事部のターゲットにされ、「待ってました」とばかり、退職勧奨されるのは目に見えています。優一郎さんは仕事を失い、収入が途絶え、金銭的に息詰まることを何より恐れていました。つまり、妻の身勝手な行動のために優一郎さんは身体に鞭を打ってでも働かざるを得ない状況に追い込まれたのです。優一郎さんは満身創痍の状態で制止したのですが、筆者は「奥さんは行く手を阻む障害物としか思っていなかったのでは」と慰めました。そのことが最後の決め手になったようです。「一緒になったら何があろうと添い遂げよう。そう心に決めて結婚し、今までやってきました。それなのに…」と優一郎さんは言いますが、妻の悪いところを見て見ぬふりをし、傷つけないように口をつぐみ、好きなようにさせた結果がこれです。優一郎さんはここに至って、ついに堪忍袋の緒が切れ、ようやく離婚を決断したのです。「このままじゃ命がいくつあっても足りませんよ。この前は車ですが、他の手段で殺されるんじゃないかって、いつも不安でお腹が痛い…」妻はどこへ…Photo/gettyimages 不倫の証拠は見つかるのかでは妻は優一郎さんの制止を振り切って、どこへ向かったのでしょうか?「男のところに決まっています」雄一郎さんはこう言いますが、本当に不倫をしているのか、確証は得られていませんでした。そこで、筆者は状況をよく聞き取っていくことにしました。「日曜の夕方はいつもこうなんです。日曜の夕方になると決まって車で出かけるんです。妻は『仕事の打ち合わせ』だと言うんです。3~4時間で帰ってくるのですが、本当なのか…と疑うようになりました」妻の職業はフリーのライター。企業からの依頼を受け、文章を作成し、原稿と引き換えに報酬を得る仕事で、特定の組織に所属していないフリーランスです。妻いわく相手先は菓子メーカーのメディア事業部。最近、立ち上げたオウンドメディアの文章作成を請け負っており、打ち合わせの相手は、担当者の課長(40代、男性)だと話したそうです。もし外泊なら完全に「黒」ですが、妻の場合は日帰りです。妻は、どこでなにをやっているのか Photo/gettyimages 本当に黒なら、妻は前もって「誰と会うのか」を明らかにしないでしょう。わざわざ相手の素性と教えるくらいなら「白」なのではないか。自問自答を繰り返すけれど、納得がいく結論は見出せません。そこで、妻が不倫をしているのか、確証を得るために優一郎さんは行動に移しました。まずは、優一郎さんは妻が不在のとき、こっそりと車へ入り、カーナビを操作し、履歴を確認したところ、GPS機能はオフの状態でした。わざわざオンをオフにするなんて明らかに怪しい行動です。しかし、「彼女が『いつも行く先だからナビはいらない』と開き直ったら、何も言い返せません。これ以上、妻を問い詰めて、大きな喧嘩に発展し、関係がこじれるのは困る。かといって、いまのモヤモヤした状況も断ち切りたい。そんな優一郎さんが2020年8月に頼ったのは興信所でした。 「在宅勤務」のクライアント妻の車を尾行すれば、最終的な行先の住所を特定することが可能です。それなら妻に直接、確認せずに白黒を判定することができるだろうと期待し、着手金として15万円を支払いました。それから2週間後。興信所が作成した調査書が届きました。妻が車を停めたのはアパートの駐車場。アパートの部屋に掲げられた表札は「山木」。担当者の男性の自宅でした。徐々に核心にせまっていく優一郎さん。不安はさらに募っていきます。いても立ってもいられず、男性の勤務先の電話番号を調べ、メディア事業部に電話をかけたのは2020年10月のこと。山木氏は在宅勤務中とのことでした。そこで直属の上司につないでもらい説明を求めした。上司いわく件のアパートは男性の別居先。2年前、山木氏は自宅を出て、妻子を別居し、アパートへ転居した模様。別居して間もなく知り合ったのが妻でした。じょじょに疑いが濃くなっていく…Photo/gettyimages しかし、上司は「話せるのはここまでです。社外のことはプライベートなので」と遮ろうとしました。優一郎さんが「山木さんは在宅勤務をして、そこに妻が打ち合わせに行っているのですよね。それはプライベートじゃないですよね」と食い下がるも、「社内ならともかく社外のことは知りませんよ!」と電話を切られてしまいました。妻が在宅勤務の担当者と不倫をしていることは濃厚です。優一郎さんは2022年12月、ついに覚悟を決めました。さらに後編記事『ライター妻がクライアントと「在宅勤務不倫」!「ウソ」と「言い訳」のヤバすぎる「裏切りの末路」』では、妻の「在宅勤務不倫」のゆくえと確証を得た優一郎さんの壮絶なバトル結末をお届けする!
優一郎さんは医師から休職を勧められたそうですが、傷病手当金だけで今の生活を維持するのは難しい。また勤務先はコロナ不況により人員の削減を進めており、今のタイミングで休職した場合、人事部のターゲットにされ、「待ってました」とばかり、退職勧奨されるのは目に見えています。
優一郎さんは仕事を失い、収入が途絶え、金銭的に息詰まることを何より恐れていました。
つまり、妻の身勝手な行動のために優一郎さんは身体に鞭を打ってでも働かざるを得ない状況に追い込まれたのです。優一郎さんは満身創痍の状態で制止したのですが、筆者は「奥さんは行く手を阻む障害物としか思っていなかったのでは」と慰めました。そのことが最後の決め手になったようです。
「一緒になったら何があろうと添い遂げよう。そう心に決めて結婚し、今までやってきました。それなのに…」と優一郎さんは言いますが、妻の悪いところを見て見ぬふりをし、傷つけないように口をつぐみ、好きなようにさせた結果がこれです。
優一郎さんはここに至って、ついに堪忍袋の緒が切れ、ようやく離婚を決断したのです。
「このままじゃ命がいくつあっても足りませんよ。この前は車ですが、他の手段で殺されるんじゃないかって、いつも不安でお腹が痛い…」
妻はどこへ…Photo/gettyimages
不倫の証拠は見つかるのかでは妻は優一郎さんの制止を振り切って、どこへ向かったのでしょうか?「男のところに決まっています」雄一郎さんはこう言いますが、本当に不倫をしているのか、確証は得られていませんでした。そこで、筆者は状況をよく聞き取っていくことにしました。「日曜の夕方はいつもこうなんです。日曜の夕方になると決まって車で出かけるんです。妻は『仕事の打ち合わせ』だと言うんです。3~4時間で帰ってくるのですが、本当なのか…と疑うようになりました」妻の職業はフリーのライター。企業からの依頼を受け、文章を作成し、原稿と引き換えに報酬を得る仕事で、特定の組織に所属していないフリーランスです。妻いわく相手先は菓子メーカーのメディア事業部。最近、立ち上げたオウンドメディアの文章作成を請け負っており、打ち合わせの相手は、担当者の課長(40代、男性)だと話したそうです。もし外泊なら完全に「黒」ですが、妻の場合は日帰りです。妻は、どこでなにをやっているのか Photo/gettyimages 本当に黒なら、妻は前もって「誰と会うのか」を明らかにしないでしょう。わざわざ相手の素性と教えるくらいなら「白」なのではないか。自問自答を繰り返すけれど、納得がいく結論は見出せません。そこで、妻が不倫をしているのか、確証を得るために優一郎さんは行動に移しました。まずは、優一郎さんは妻が不在のとき、こっそりと車へ入り、カーナビを操作し、履歴を確認したところ、GPS機能はオフの状態でした。わざわざオンをオフにするなんて明らかに怪しい行動です。しかし、「彼女が『いつも行く先だからナビはいらない』と開き直ったら、何も言い返せません。これ以上、妻を問い詰めて、大きな喧嘩に発展し、関係がこじれるのは困る。かといって、いまのモヤモヤした状況も断ち切りたい。そんな優一郎さんが2020年8月に頼ったのは興信所でした。 「在宅勤務」のクライアント妻の車を尾行すれば、最終的な行先の住所を特定することが可能です。それなら妻に直接、確認せずに白黒を判定することができるだろうと期待し、着手金として15万円を支払いました。それから2週間後。興信所が作成した調査書が届きました。妻が車を停めたのはアパートの駐車場。アパートの部屋に掲げられた表札は「山木」。担当者の男性の自宅でした。徐々に核心にせまっていく優一郎さん。不安はさらに募っていきます。いても立ってもいられず、男性の勤務先の電話番号を調べ、メディア事業部に電話をかけたのは2020年10月のこと。山木氏は在宅勤務中とのことでした。そこで直属の上司につないでもらい説明を求めした。上司いわく件のアパートは男性の別居先。2年前、山木氏は自宅を出て、妻子を別居し、アパートへ転居した模様。別居して間もなく知り合ったのが妻でした。じょじょに疑いが濃くなっていく…Photo/gettyimages しかし、上司は「話せるのはここまでです。社外のことはプライベートなので」と遮ろうとしました。優一郎さんが「山木さんは在宅勤務をして、そこに妻が打ち合わせに行っているのですよね。それはプライベートじゃないですよね」と食い下がるも、「社内ならともかく社外のことは知りませんよ!」と電話を切られてしまいました。妻が在宅勤務の担当者と不倫をしていることは濃厚です。優一郎さんは2022年12月、ついに覚悟を決めました。さらに後編記事『ライター妻がクライアントと「在宅勤務不倫」!「ウソ」と「言い訳」のヤバすぎる「裏切りの末路」』では、妻の「在宅勤務不倫」のゆくえと確証を得た優一郎さんの壮絶なバトル結末をお届けする!
では妻は優一郎さんの制止を振り切って、どこへ向かったのでしょうか?
「男のところに決まっています」
雄一郎さんはこう言いますが、本当に不倫をしているのか、確証は得られていませんでした。そこで、筆者は状況をよく聞き取っていくことにしました。
「日曜の夕方はいつもこうなんです。日曜の夕方になると決まって車で出かけるんです。妻は『仕事の打ち合わせ』だと言うんです。3~4時間で帰ってくるのですが、本当なのか…と疑うようになりました」
妻の職業はフリーのライター。
企業からの依頼を受け、文章を作成し、原稿と引き換えに報酬を得る仕事で、特定の組織に所属していないフリーランスです。妻いわく相手先は菓子メーカーのメディア事業部。最近、立ち上げたオウンドメディアの文章作成を請け負っており、打ち合わせの相手は、担当者の課長(40代、男性)だと話したそうです。
もし外泊なら完全に「黒」ですが、妻の場合は日帰りです。
妻は、どこでなにをやっているのか Photo/gettyimages
本当に黒なら、妻は前もって「誰と会うのか」を明らかにしないでしょう。わざわざ相手の素性と教えるくらいなら「白」なのではないか。自問自答を繰り返すけれど、納得がいく結論は見出せません。そこで、妻が不倫をしているのか、確証を得るために優一郎さんは行動に移しました。まずは、優一郎さんは妻が不在のとき、こっそりと車へ入り、カーナビを操作し、履歴を確認したところ、GPS機能はオフの状態でした。わざわざオンをオフにするなんて明らかに怪しい行動です。しかし、「彼女が『いつも行く先だからナビはいらない』と開き直ったら、何も言い返せません。これ以上、妻を問い詰めて、大きな喧嘩に発展し、関係がこじれるのは困る。かといって、いまのモヤモヤした状況も断ち切りたい。そんな優一郎さんが2020年8月に頼ったのは興信所でした。 「在宅勤務」のクライアント妻の車を尾行すれば、最終的な行先の住所を特定することが可能です。それなら妻に直接、確認せずに白黒を判定することができるだろうと期待し、着手金として15万円を支払いました。それから2週間後。興信所が作成した調査書が届きました。妻が車を停めたのはアパートの駐車場。アパートの部屋に掲げられた表札は「山木」。担当者の男性の自宅でした。徐々に核心にせまっていく優一郎さん。不安はさらに募っていきます。いても立ってもいられず、男性の勤務先の電話番号を調べ、メディア事業部に電話をかけたのは2020年10月のこと。山木氏は在宅勤務中とのことでした。そこで直属の上司につないでもらい説明を求めした。上司いわく件のアパートは男性の別居先。2年前、山木氏は自宅を出て、妻子を別居し、アパートへ転居した模様。別居して間もなく知り合ったのが妻でした。じょじょに疑いが濃くなっていく…Photo/gettyimages しかし、上司は「話せるのはここまでです。社外のことはプライベートなので」と遮ろうとしました。優一郎さんが「山木さんは在宅勤務をして、そこに妻が打ち合わせに行っているのですよね。それはプライベートじゃないですよね」と食い下がるも、「社内ならともかく社外のことは知りませんよ!」と電話を切られてしまいました。妻が在宅勤務の担当者と不倫をしていることは濃厚です。優一郎さんは2022年12月、ついに覚悟を決めました。さらに後編記事『ライター妻がクライアントと「在宅勤務不倫」!「ウソ」と「言い訳」のヤバすぎる「裏切りの末路」』では、妻の「在宅勤務不倫」のゆくえと確証を得た優一郎さんの壮絶なバトル結末をお届けする!
本当に黒なら、妻は前もって「誰と会うのか」を明らかにしないでしょう。わざわざ相手の素性と教えるくらいなら「白」なのではないか。
自問自答を繰り返すけれど、納得がいく結論は見出せません。そこで、妻が不倫をしているのか、確証を得るために優一郎さんは行動に移しました。
まずは、優一郎さんは妻が不在のとき、こっそりと車へ入り、カーナビを操作し、履歴を確認したところ、GPS機能はオフの状態でした。
わざわざオンをオフにするなんて明らかに怪しい行動です。しかし、「彼女が『いつも行く先だからナビはいらない』と開き直ったら、何も言い返せません。
これ以上、妻を問い詰めて、大きな喧嘩に発展し、関係がこじれるのは困る。かといって、いまのモヤモヤした状況も断ち切りたい。そんな優一郎さんが2020年8月に頼ったのは興信所でした。
「在宅勤務」のクライアント妻の車を尾行すれば、最終的な行先の住所を特定することが可能です。それなら妻に直接、確認せずに白黒を判定することができるだろうと期待し、着手金として15万円を支払いました。それから2週間後。興信所が作成した調査書が届きました。妻が車を停めたのはアパートの駐車場。アパートの部屋に掲げられた表札は「山木」。担当者の男性の自宅でした。徐々に核心にせまっていく優一郎さん。不安はさらに募っていきます。いても立ってもいられず、男性の勤務先の電話番号を調べ、メディア事業部に電話をかけたのは2020年10月のこと。山木氏は在宅勤務中とのことでした。そこで直属の上司につないでもらい説明を求めした。上司いわく件のアパートは男性の別居先。2年前、山木氏は自宅を出て、妻子を別居し、アパートへ転居した模様。別居して間もなく知り合ったのが妻でした。じょじょに疑いが濃くなっていく…Photo/gettyimages しかし、上司は「話せるのはここまでです。社外のことはプライベートなので」と遮ろうとしました。優一郎さんが「山木さんは在宅勤務をして、そこに妻が打ち合わせに行っているのですよね。それはプライベートじゃないですよね」と食い下がるも、「社内ならともかく社外のことは知りませんよ!」と電話を切られてしまいました。妻が在宅勤務の担当者と不倫をしていることは濃厚です。優一郎さんは2022年12月、ついに覚悟を決めました。さらに後編記事『ライター妻がクライアントと「在宅勤務不倫」!「ウソ」と「言い訳」のヤバすぎる「裏切りの末路」』では、妻の「在宅勤務不倫」のゆくえと確証を得た優一郎さんの壮絶なバトル結末をお届けする!
妻の車を尾行すれば、最終的な行先の住所を特定することが可能です。それなら妻に直接、確認せずに白黒を判定することができるだろうと期待し、着手金として15万円を支払いました。
それから2週間後。興信所が作成した調査書が届きました。妻が車を停めたのはアパートの駐車場。アパートの部屋に掲げられた表札は「山木」。担当者の男性の自宅でした。
徐々に核心にせまっていく優一郎さん。不安はさらに募っていきます。
いても立ってもいられず、男性の勤務先の電話番号を調べ、メディア事業部に電話をかけたのは2020年10月のこと。山木氏は在宅勤務中とのことでした。そこで直属の上司につないでもらい説明を求めした。
上司いわく件のアパートは男性の別居先。2年前、山木氏は自宅を出て、妻子を別居し、アパートへ転居した模様。別居して間もなく知り合ったのが妻でした。
じょじょに疑いが濃くなっていく…Photo/gettyimages
しかし、上司は「話せるのはここまでです。社外のことはプライベートなので」と遮ろうとしました。優一郎さんが「山木さんは在宅勤務をして、そこに妻が打ち合わせに行っているのですよね。それはプライベートじゃないですよね」と食い下がるも、「社内ならともかく社外のことは知りませんよ!」と電話を切られてしまいました。妻が在宅勤務の担当者と不倫をしていることは濃厚です。優一郎さんは2022年12月、ついに覚悟を決めました。さらに後編記事『ライター妻がクライアントと「在宅勤務不倫」!「ウソ」と「言い訳」のヤバすぎる「裏切りの末路」』では、妻の「在宅勤務不倫」のゆくえと確証を得た優一郎さんの壮絶なバトル結末をお届けする!
しかし、上司は「話せるのはここまでです。社外のことはプライベートなので」と遮ろうとしました。
優一郎さんが「山木さんは在宅勤務をして、そこに妻が打ち合わせに行っているのですよね。それはプライベートじゃないですよね」と食い下がるも、「社内ならともかく社外のことは知りませんよ!」と電話を切られてしまいました。
妻が在宅勤務の担当者と不倫をしていることは濃厚です。優一郎さんは2022年12月、ついに覚悟を決めました。
さらに後編記事『ライター妻がクライアントと「在宅勤務不倫」!「ウソ」と「言い訳」のヤバすぎる「裏切りの末路」』では、妻の「在宅勤務不倫」のゆくえと確証を得た優一郎さんの壮絶なバトル結末をお届けする!

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