学生の頭にもカラスのフン、福島駅前の中心市街地で景観被害…市長「ごみ散乱を調査」

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福島駅前の中心市街地でカラスが多数集まり、フンによる景観被害が出ているとして、福島学院大などが20日、福島市に対策強化を求める要望書を提出した。
木幡浩市長は、調査研究したうえで対策を取る考えを示した。
要望したのは、同市本町にキャンパスがある同大のほか、市本町親交会と市本町商店街振興組合。3者は「ビルの壁面や歩道に多数のフンが落とされ、街の景観が悪くなっているほか、衛生上も不安がある」として、市に実効性のある対策を求めた。
同大によると、通学する学生の肩や頭にフンが落ちたり、大学の入り口近くの路上がフンで汚れたりしているという。桜田葉子学長は「福島駅は、福島の顔。駅前開発も進めているので、しっかり取り組んでいただきたい」と要望した。
木幡市長は「ごみの散乱が、カラスの増加につながりかねない。新年度、ごみが散乱しないような集積所のあり方を調査研究し、具体的に手を打っていきたい」と述べた。事業者が適切にごみ出しをしていない場合、罰金を科すことが一つの方策だとの認識も示した。

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