ガーシー除名待ったなし! 最後の希望はColabo問題の狄隻

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ガーシー(東谷義和)参院議員をめぐって国会が騒がしい。当選以来、一度も国会に登院していないことからガーシーは懲罰委員会で懲罰が検討されている。国会議員の身分を失う除名もチラついているが、瀬戸際にいるガーシーにとって頼みの綱が世論だ。
懲罰は21日の懲罰委員会で決定される見込み。内容には除名、登院停止、議場での陳謝、議場での戒告の4つがあるが、17日に立憲民主党の斎藤嘉隆参院国対委員長が記者団に「即時除名もやむなしとの考えだ」と踏み込んだ発言をして物議をかもした。鈴木宗男懲罰委員長のもとにもガーシーに批判的な意見が届いているといい、外堀は埋められつつある。
一方でいきなりの除名はないという意見も根強い。具体的にささやかれているのは議場での陳謝とし、もしこれすら行われないのであれば、3月にまた懲罰委員会を開いて、除名という流れだった。
もし陳謝となるなら、ガーシーが登院して陳謝すれば終わる話だ。しかし、帰国日程は不透明となっており、3月に2度目の処分として除名となる可能性は高い。NHK党の立花孝志党首は「国会に来ないだけで身分をはく奪するのは危険だ」と除名派をけん制している。
こうなると頼みの綱は世論となる。ガーシーに追い風が吹くとしたらColabo問題となりそうだ。コラボは東京都が若年女性支援事業を委託している一般社団法人で、住民監査請求が出されるなどネットを中心に話題となっていた。
ガーシーはコラボ問題についての質問主意書を提出。17日に政府の答弁書が閣議決定されており、国会議員としての犲太哭瓩錬韻弔任た。ほかにも質問主意書が提出されており答弁待ちだ。
NHK党関係者は「東京都がコラボに事業を委託しているが、それの政策評価をしっかりすべきではないか、どれだけお金を投入してどれだけ成果があったのかを評価するべきではないかという内容です。ガーシーにはこれからも注目度が高い話題をやってもらいます」と狙いを話した。
コラボ問題は今後どうなりそうか。都庁関係者は「コラボをめぐっては住民監査請求を受け、都監査事務局が都に対して再調査を指示していました。その結果が28日には出るとされています。何か問題がありそうとなればコラボ問題は盛り上がることになる。何もないとなれば沈静化せざるを得ない」と指摘した。
国会議員でコラボ問題を扱う人は少なく、再調査の結果によっては盛り上がり、ガーシーへの期待も高まることが予想される。3月に2回目の懲罰委員会となっても「辞めさせないで!」と世論が高まり、除名が濃厚な処分内容にも影響を与えるかもしれない。

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