事故装い示談金130万円だまし取る 伊勢署、男2人を逮捕橋爪一喜容疑者

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交通事故を装い、示談金名目で金をだまし取ったとして、三重県警伊勢署は14日、詐欺の疑いで、伊勢市船江4丁目、会社員西村悠紀容疑者(27)を再逮捕、同市有滝町、会社員橋爪一喜容疑者(29)を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年11月20日午後5時半ごろ、同市竹ヶ鼻町のコンビニ駐車場で、玉城町の男性会社員(26)から現金130万円をだまし取った疑い。西村容疑者は認否を明らかにしておらず、橋爪容疑者は認めている。

 同署によると、昨年11月19日、両容疑者と男性が市内で飲食。その後、西村容疑者が男性を送るために乗用車を後進させた際、別の男が故意に接触してきたという。橋爪容疑者が示談を取りまとめ、男性は集めた金を西村容疑者に手渡した。

 同署は昨年12月4日、別件の詐欺容疑で西村容疑者を逮捕。同容疑者は同罪で起訴されている。起訴は同月21日付。捜査の過程で同容疑者が今回の犯行を自供した。同署は、車に接触してきた男の行方を追っている。

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