新潟県糸魚川市の筒石漁港の砂浜で、約200メートルにわたって大量のイワシが打ち上げられているのが見つかり、県は8日、撤去を始めた。
数日を要する見込みという。
県糸魚川地域振興局によると、イワシが見つかったのは7日朝。悪臭のもとになるため、8日朝から、県の委託を受けた建設会社の作業員約50人が、イワシを手で回収し、砂や泥を払って袋に詰める作業を始めた。
打ち上げの原因は不明だが、イルカに追われた群れが行き場を失うなどした可能性がある。
同局の担当者は「地元の人も『こんなことは初めて』と驚いていた。原因が不明なので、持ち帰らないでほしい」と注意を呼びかけている。