東京・狛江市の強盗殺人事件について、別の強盗事件などですでに逮捕された男3人が関与した可能性が高いとみて、警視庁が捜査していることがわかりました。
先月19日、狛江市の大塩衣与さん(90)が殺害された事件では少なくとも4人が関与したとみられていますが、捜査関係者への取材で別の強盗事件などですでに逮捕された男3人が事件に関与した可能性が高いとみて、警視庁が捜査していることがわかりました。
警視庁が捜査している3人は、▼中野区の強盗傷害事件で逮捕・起訴された永田陸人被告(21)、▼広島市の強盗殺人未遂事件で逮捕された男、▼石川県で偽造免許を使用した疑いで逮捕されている男です。
3人は事件当日の夜、犯行車両とみられるレンタカーで東京・北区のホテルを訪れる姿が防犯カメラに写っていて、警視庁は狛江市の強盗殺人事件での立件を視野に慎重に調べています。
この事件では「Kim」と名乗る人物がSNSで指示を出していて、警視庁はこの人物がフィリピンから強制送還された4人の中に含まれている可能性があるとみて捜査しています。