栃木県日光市のテーマパーク「日光さる軍団」の女性芸人が猿に対して虐待にも見える指導を行う動画がネット上で拡散され、同軍団の村崎太郎代表が6日、謝罪のコメントを発表した。
動画では、女性芸人が猿に対し、「違う」と叱りながら足をたたいたり、肩を強くつかんだりした。動画の終盤には、女性芸人が両手の拳で猿の顔を挟み、圧迫しているように見える。
同軍団によると、動画は5日にさいたま市内で行われたショーの合間に撮影された。20歳代の若手芸人が昨秋からコンビを組んだ4歳の雌と新しい芸に挑戦したが、女性のキャリアが浅く、思い通りにならず感情的になったという。
村崎代表は「指導以上のこのような突発的な行動が許されるものではないということを、伝えきれていなかった私の指導不足と痛感し、おわび申し上げます」などとコメントした。同軍団は再発防止に努めるという。