一連の強盗事件のうち、東京都中野区で昨年１２月に起きた事件に関与したとして、警視庁は１日、新たに職業不詳の西本佑聖容疑者（２２）（大阪市城東区諏訪）を強盗致傷などの容疑で逮捕し、鍼灸（しんきゅう）院経営の真栄城（まえしろ）健容疑者（３１）（仙台市青葉区国見）を同容疑で再逮捕した。
西本容疑者は同日、指示役「ルフィ」がいる可能性のあるフィリピンから帰国したところを成田空港で確保された。警視庁は渡航目的について調べる。
発表によると、両容疑者は昨年１２月５日、仲間と共謀して中野区上高田の住宅に宅配業者を装って押し入り、住人男性（４９）の顔を殴って約２週間のけがを負わせ、現金約３０００万円を奪って逃走した疑い。
この事件の逮捕者は計７人となった。警視庁は、西本容疑者が実行役の一人、真栄城容疑者はレンタカーの手配や運転役だったとみている。