ダイエット効果うたうゼリー、食べた6人が吐き気・めまい…中に未承認薬

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ダイエット効果をうたい、国内で承認されていない医薬品成分を含むゼリーを販売目的で保管したとして、大阪府警は18日、ベトナム国籍の無職の女(26)と、夫の会社員(31)の両容疑者(いずれも東京都荒川区)を医薬品医療機器法違反(販売目的貯蔵)容疑で逮捕した。
発表では、両容疑者は昨年12月1日、未承認の医薬品成分「シブトラミン」などを含む「デトキシレットゼリー」930本を販売目的で自宅に保管した疑い。2人は容疑を否認し、女は「違法成分が入っているとは知らなかった」と供述している。
昨年4月以降、ゼリーを食べた6人から兵庫県西宮市や千葉市などにめまいや吐き気などの訴えがあり、ゼリーからシブトラミンが検出された。
両容疑者は遅くとも昨年3月からフリーマーケットサイトやSNSで1箱(ゼリー15本入り)4500円で販売していたといい、府警は入手ルートを調べる。
■シブトラミン 相次ぐ健康被害
シブトラミンを含む健康食品や薬を巡っては、これまでも健康被害が問題になっている。
厚生労働省によると、シブトラミンは食欲抑制効果がある一方、血圧上昇などの副作用がある。2002~18年には、タイから輸入された薬を服用し、手足のしびれや動悸(どうき)、めまいなどの健康被害を訴えた人が全国で22人に上り、うち4人が死亡した。
厚労省の担当者は「『食べるだけで痩せる』とうたう製品は重大な副作用を起こす危険性が高いので、購入しないでほしい。異変を感じた場合はすぐ医師の診察を受け、保健所に連絡を」と呼びかけている。

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