佐藤天彦九段「整合性取れていない」 マスク反則負け不服却下

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2022年10月に指された第81期名人戦A級順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の対局中、佐藤天彦九段(34)が長時間マスクを外していたとして反則負けになった問題で、日本将棋連盟は12日、佐藤九段からの不服申し立てを採用しないとする裁定を下した。
佐藤天彦九段の不服申し立ては不採用 マスク着用せず反則負け 佐藤九段は毎日新聞の取材に「残念ながら満足のいく内容ではなかった。本件以降、立会人がマスク着用を複数回促す運用に変わっており、整合性が取れていない印象だ」と話した。佐藤九段によると、問題が起きる前、常務理事が棋士に、臨時規定を設けても「直ちに反則負けにはしない」と説明したほか、マスクを着用するよう注意を受けた棋士もいると耳にしたという。佐藤九段はこれらの事実関係の調査を求めたが「何ら触れていないことも残念」とし、今後の対応を検討するという。【丸山進】
佐藤九段は毎日新聞の取材に「残念ながら満足のいく内容ではなかった。本件以降、立会人がマスク着用を複数回促す運用に変わっており、整合性が取れていない印象だ」と話した。佐藤九段によると、問題が起きる前、常務理事が棋士に、臨時規定を設けても「直ちに反則負けにはしない」と説明したほか、マスクを着用するよう注意を受けた棋士もいると耳にしたという。佐藤九段はこれらの事実関係の調査を求めたが「何ら触れていないことも残念」とし、今後の対応を検討するという。【丸山進】

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