スキー転倒で119番 “誤通報”多発…“自動通報97件”業務負担に 消防が注意呼び掛け

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本格的なスキーシーズンを迎え、ゲレンデは多くのスキーヤーなどでにぎわっています。しかし、SNS上にはこんな投稿がありました。
ツイッターから:「スキーの衝撃で自動で119番してた…。ごめんなさい」
最新のスマートフォンやスマートウォッチの一部には、衝撃を検知する機能が備わっています。
スキー中に転倒したり激しくジャンプしたりすると、事故に巻き込まれた可能性があると判断され、自動的に119番通報されることがあるといいます。
■業務の負担に「通信指令員からの呼び掛けに答えて」
スキー場の多い長野県・白馬村などを管轄する北アルプス広域消防本部では、先月16日から今月11日までに、こうした自動通報が97件確認されました。
自動通報で相手の応答がない場合には、消防が通報者に電話をして安否確認する必要があり、業務の負担になっているといいます。
北アルプス広域消防本部・郷津純治室長:「デバイスに備わった良い機能ですので。私ども通信指令員からの呼び掛けに答えて頂いて、何もないことが分かれば、その案件は処理できますので。そういった方向をして頂ければ非常に助かります」

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