「試し撃ち」の教会閉鎖、奈良 信者怖くなったと教団

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世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の教会が入居していたビル。看板は白くなっている=11日午後、奈良市
安倍晋三元首相銃撃事件で、殺人容疑などで送検された山上徹也容疑者(42)が事件前日に試し撃ちをしたとされる、奈良市のビルに入居する世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の教会が、事件後に閉鎖したことが12日、教団への取材で分かった。
教団は「銃弾を発射され、信者が怖くなって来られなくなった」としている。数カ月後に他の施設と合併したという。
捜査関係者などによると、容疑者は事件前日の昨年7月7日午前4時ごろにビルで試し撃ちをしたと供述。壁面などで弾痕のような穴が6カ所確認され、弾丸のような金属片も数個見つかった。

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