名古屋市千種区の県営住宅の一室で起きた8日夜の火事で、全身にヤケドをして病院に搬送された男性が9日夜、死亡しました。
名古屋市千種区千種3丁目の県営中道住宅で8日午後11時前、1階の一室が半分ほど焼ける火事があり、この部屋に住む野中英敏さん(39)が病院に搬送されました。
野中さんは全身にヤケドをしていて、9日午後8時半ごろ死亡しました。
出火当時、消防に「1階で爆発音がした」などと通報が相次いだほか、野中さんは搬送される際に「料理中にボンベが破裂した」と話していたということです。
現場からはカセットボンベの破片が見つかっていて、警察と消防が火事の原因を詳しく調べています。