鶏肉の価格が過去最高を更新しています。こうした中、注目されているのがブラジル産の鶏肉です。国産と比べて価格が手ごろなため、スーパーでは需要が高まっています。カラッと揚がったジューシーなザンギ。小樽市の居酒屋で一番人気のメニューです。(客)「皮も軽くて食べやすい。ニンニクもきいていてお酒が進む味」使っているのはブラジル産の鶏肉です。
専門家によりますと、中東情勢の影響などで一時、ブラジル産も高騰したものの、その後、一転して価格は下がっているということです。(銘酒角打ちセンターたかの 本間彰店長)「8月末から前ほどの値段ではないけど、若干値下がりしたのでほっと一息。(ザンギの値段を)上げずに我慢してよかったな」札幌市内のスーパーを訪ねてみると…(西郷記者)「手にとったのはブラジル産です」(カウボーイ北野店 稲田恒夫店長)「圧倒的に(国産より)ブラジル産の方が多いです。9対1くらいの割合でブラジル産の方が売れます」
全国のスーパーに並ぶ鶏肉の価格は、2024年4月には100グラム134円でしたが、2026年8月は156円と最高値を更新。物価高の中で需要が高まり、卸売価格が上がっていることが理由です。こちらのスーパーでは、国産と比べてブラジル産の方が100グラム当たり33円も安く売られています。(客)「やっぱり安いほうがいいなと思ってブラジル産のを買いますね。子どもがいるので本当は国産の方がいいなという気はしています」(客)「鶏肉はできればこれくらいの値段でいってほしいなというのはあるし、上がらないでほしい」しかし、店側はお手頃な価格がいつまで続くのかは見通せないと話します。(カウボーイ北野店 稲田恒夫店長)「少し上がる可能性もあります。いろんな国が買うようになって上がってきているのかなと思いますけど、なんとか企業努力でこのままでいきたいと思っています」食卓に欠かせない鶏肉。厳しい物価高の中で産地よりも価格を重視する動きが広がっているようです。