保育教諭が園児の頭や尻たたく、職場体験の中学生が目撃…神戸の認定こども園

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神戸市須磨区の認定こども園で11月、保育教諭が園児の頭や尻をたたくなどの不適切な行為があったとして、市が園に口頭で注意をしていたことがわかった。
市によると、園の保育教諭2人が11月中旬、昼寝の時間に何度も起きた園児の尻をたたいたり、荷物置き場に入った園児の頭をたたいて注意したりした。職業体験で園を訪れていた市内の中学校の生徒が目撃し、学校に報告して明らかになり、市は園内のカメラの映像などから教諭の行為を確認。今月16日、「園児をたたくのは不適切だ」として口頭で注意した。園は保護者らに説明会を開いて謝罪。教諭2人をけん責処分にし、うち1人は退職したという。
市幼保事業課は、事実を公表していなかった理由を「子ども・子育て支援法の公表基準にあたる行政処分ではないため、公表の必要はないと判断した」と説明している。

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