27歳のパンダ「タンタン」、中国への返還先送り…人間なら80代前半で食事量減る

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神戸市立王子動物園(灘区)は、中国への返還が決まっているジャイアントパンダ「タンタン」(雌、27歳)について、飼育期間を来年12月末まで1年間延長することで、中国側と合意したと発表した。
タンタンの年齢は人間の80歳代前半に相当し、運動量や食事量が減少。今年3月からは心臓疾患の治療のため観覧中止となっている。
貸与期限は2020年7月だったが、コロナ禍による中国・成都への直行便の運休やタンタンの体調から返還が先送りされている。今年5~8月には来日した中国の獣医師らが治療にあたり、加古裕二郎園長は「今後も回復するよう治療に努める」と話している。

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