知らないとカモにされる? 退去費用「14万円→7万円」に減額も…賃貸トラブルの実態、大家からは悲鳴

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進学や就職、転勤などで引っ越しが増える季節です。新生活への期待が高まる一方で、賃貸契約や引っ越しをめぐるトラブルは後を絶ちません。
弁護士ドットコムニュースが体験談を募集したところ、「敷金をぼったくられそうになった」「ヤバい隣人に遭遇した」など、切実な声が多数寄せられました。
今回は、そんな「賃貸・引っ越しトラブル」の生々しい実態をテーマ別に紹介します。
最も多く寄せられたのは、退去時の修繕費用や敷金返還をめぐるトラブルです。「無知なままだとカモにされる」と感じた人も少なくないようです。
「敷金では足りず、14万円を請求されました。あまりに高額だったので、減額を要求しました。そしたら、すぐに半額の7万円に。初めに高額な請求をしておいて、後で半額にして払わせる手法なのかと、モヤモヤしています」(40代男性・東海地方)
「綺麗に使っていたのに『押しピンの穴やテープの跡があった』と5万円ほど請求された。かなりごねたら『大家の寛大な理解で請求しない』と言われた」(40代男性・東京都)
「退去時にクリーニング代5万3000円を負担するという契約書に合意してしまいました。当時は無知で、具体的な説明があれば合意しませんでした」(20代女性・大阪府)
入居前からあった傷について請求されたというケースもありました。
「入居前から浴室の電気カバーに穴が開いており、『修理するか、退去時に請求しないでください』と不動産屋に念押ししたのに、請求書に書かれた。カーテンレールも最初から曲がっていたのに『洗濯物を干して曲げたのでは?』と言われた」(60代女性・大分県)
疑問に感じた場合、毅然と対応することで結果が変わる場合もあるようです。
「壁紙の日焼けで、預かり金の7万円プラス7万円を払うよう、管理会社から来た男に言われた。『口で言っていた見積もりを出せ!』と伝えたら、『追加分はなしでまとめてください』と丁寧に言われた」(50代女性・札幌市)
引っ越し業者や住環境をめぐるトラブルも悩みの種のようです。
「某超有名引っ越し業者。見積もりに来ておきながら、引っ越し当日、トラックに乗り切らないからと荷物を残したまま新居へ。次の仕事があるからと再輸送もなく放置された」(60代男性・東京都台東区)
「見積もり時に相場の半額まで値切ったが、当日になって運送料とは別に廃棄料を請求された。私は元運送屋で、『一切支払わないし別の業者を待機させる。早くやり直せ』と言い返したら、渋々廃棄料を半額にした。一般の人なら罠にハメられているかもしれない」(50代男性・大阪府豊中市)
「契約時点で階下が外国人向け民泊の部屋になっていました。知らずに契約し、入居後から音に悩まされています。管理会社は『民泊には関与していないため注意などはできない』と鼻で笑うような対応をしてきます。やむを得ず引っ越すことになりました」(40代女性・愛知県)
「隣人にストーカーされ、更新したばかりなのに引っ越しました。警察や不動産屋と話し合ったが引っ越し費用は自腹。今でもムカつきます」(50代女性・北関東)
一方で、貸主側からも悲痛な叫びが寄せられました。
「今の法律は借主にやさしく、大家側にキツイです。何でも法律を振りかざしてくる人には貸したくない。洗面台に詰まった犬の毛を取ってほしい、真冬に水落としせず旅行に出かける人、水道凍結させて『大家の責任』と言い張る人…。
みんなが住みやすいように家賃も上げずにやっているんだから、少しは人間味を持って、常識の範囲内で交渉してほしい。今入っている人がいなくなったら廃業するつもりです」(40代女性・北海道)
「住んでいた生活保護の方が部屋から逃げ出しました。使えない電子レンジ、洗濯機を残していき、冷蔵庫から水が垂れ流されており、床が白く変色して腐りかけています。風呂に数年間入っていなかったため、部屋に独特の体臭?があり、壁紙の交換も必要みたいです。
それに加えて、大量に後払い通販を注文したり電気代も払わず逃げていきましたが、担当のケースワーカーは『個人情報なので言えません』だけ。このような事案が多発している現実、生活保護の方に部屋を貸す大家さんが減ることを危惧しています」(40代男性・埼玉県)
賃貸契約や引っ越しでは、「言った・言わない」のトラブルに発展するケースも少なくないようです。
こうした事態を防ぐには、入居前や退去時の写真撮影や、契約書の特約事項の確認など、証拠を残すことが重要です。時には遠慮せず、自身の主張をきちんと伝える姿勢も求められます。

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