5人に1人が“不眠”訴え……仮眠する前に「カフェイン」摂取? 年代別、理想の仮眠時間はどれぐらい?【なるほどッ!】

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日本人は海外と比べて睡眠時間が短く、約5人に1人が不眠を訴えているとされています。今春にも「睡眠障害」という言葉が入った診療科目が誕生しますが、睡眠不足を解消するカギとして、仮眠が注目されています。学校などでの取り組みや理想形を紹介します。■診療科目に「睡眠障害」を追加森圭介アナウンサー「桜も咲き始め、暖かくなると『ちょっと眠いな』という方もいるかもしれません。厚生労働省が国民の睡眠状況について調査したところ、日本国民の約5人に1人が不眠を訴えています(令和6年『国民健康・栄養調査』の結果より)」

「(厚労省の部会は3月6日に)医療機関が掲げられる診療科名に『睡眠障害』を加えることを了承しました。新たな診療科名を加えることで、体調不良を自覚した時に、早く専門の診療科にかかれるメリットができることが狙いだそうです」「例えばこれまでだったら睡眠障害なんだけども、内科に行くのか、どこに行ったらいいか分からないのでお医者さんにかからなかった、という人もいたそうです」「今年の春にも『睡眠障害内科』のような、睡眠障害という言葉が入った診療科名が使われるようになるということです。睡眠に対するお悩みはありますか?」忽滑谷こころアナウンサー「ほとんど悩みがなく、すごく自信があります。7~8時間くらいぶっ通しで寝ていますね」山誠アナウンサー「僕も7時間ぐらいですかね」直川貴博アナウンサー「自称ショートスリーパーです。3~4時間で十分です。むしろ長く寝た方が、頭が痛いなと、だるいなとなってしまいました」■日本の睡眠時間、33か国で最短森アナウンサー「日本は世界で見ても、睡眠時間が短いとされています。経済協力開発機構(OECD)が、世界33か国の平均の睡眠時間を調べたデータがあります。中国は9時間2分、アメリカは8時間59分と、ほとんど9時間です」「日本は7時間42分で、33か国の中で最も短いということです。33か国の平均は約8時間29分です。睡眠障害で寝られない方以外にも、最近では『睡眠キャンセル』という言葉もあります」「『風呂キャンセル界隈』というのもありましたが、もう睡眠までキャンセルする時代のようです。夜更かしをして動画を見てしまう、寝るのを後回しにしてしまうことを表す言葉です。ただ、睡眠不足になると次の日の仕事は…?」山アナウンサー「しっかり出来が悪くなる気がします」森アナウンサー「睡眠不足だとやはりパフォーマンスが落ちてしまうということで、睡眠不足による経済損失は約15兆円に上るという試算が出ています(2016年時点、久留米大学理事長の内村直尚さんによる)」■「仕事中に仮眠とりたい」70%超森アナウンサー「睡眠時間が短いと、どうしても次の日の日中に眠くなってしまうこともあります。施設の検索予約サービスを提供するコネクター・ジャパンによる、週に3日以上出社している人を対象にした調査があります」「『仕事中に仮眠をとりたいと思ったことがありますか?』という質問に対して、『はい』と答えた方が71.5%でした。そう答えた人に『どんな時に仮眠をとりたいですか?』と聞くと、『睡眠不足』が25.8%で、『昼休憩・昼食後』は19.0%でした」「他にも疲れている時、飲み会の翌日、体調が悪い時などが上位になっていたということです」忽滑谷アナウンサー「(睡眠不足は)翌日のパフォーマンスに直接響きますよね」■中学・高校では「ウトウトタイム」森アナウンサー「(仮眠の取り組みは)すでに学校で導入しているところもあります。熊本県立宇土(うと)中学校・高等学校では教室のカーテンを閉め切り、生徒たちが突っ伏しています。その名もウトウトタイム。お昼休みの後の10 分間、生徒はもちろん先生も一緒に寝始めます」「この学校では午後の授業で睡魔に襲われる生徒が続出したため、このウトウトタイムを設け、今では午後の授業や部活動での集中力が高まっているといいます」■仮眠が無料で体験できるスポット森アナウンサー「会社員だって仮眠をとりたい、でも場所がないという方もいると思います。東京・港区の店舗『Koala青山ストア』に期間限定で登場したのは、睡眠・仮眠が体験できるスポットです」「海外の寝具・家具ブランドが店舗内に設置したもので、ソファを倒すと横になれます。every.スタッフも体験させてもらいました。睡眠時間が短く、ストレスを抱えるビジネスマンたちへ無料で仮眠の場所を提供して、商品の良さを伝える取り組みです」「3月31日までの期間限定でしたが、人気で予約が全部埋まってしまったということで、4月24日まで延長(4月1日からは予約不要・来店順に変更)。多くの方に利用してもらいたいということです。こういう場所があったら仮眠したいという方もいるかもしれません」■仮眠はどれぐらい? 時間帯は?森アナウンサー「仮眠というと、何分ぐらいですか?」山崎アナウンサー「15分とか…? (自分たちは)特殊な業界なので、朝(早く)に仕事があったりすると、その後に2~3時間寝ることもあります」直川アナウンサー「(朝はOha!4に出演してから)2時間ぐらい寝て、every.に来ました」森アナウンサー「仮眠にも適した時間があるようです。日本睡眠学会理事長で久留米大学理事長の内村さんに聞きました。仮眠をする時間帯は、昼食後~午後2時ごろが理想ということです」「何分ぐらいかという時間については、年齢によって違うそうです。20代以下は10分程度、30代~40代は15~20分程度、50代以上は20~30分程度がいいということです」忽滑谷アナウンサー「(時間の意識は)していなかったです。自然に目が覚めるまで、アラームをかけるなどはありますが、寝すぎると逆にもっと眠くなってしまうこともあったので、こうやって(年代の)目安ごとに区切って寝るのがいいということなんですね」森アナウンサー「リズムも崩れてしまいますからね。内村さんによると、仮眠の直前に摂取したらいいのがカフェインです。カフェインは目が覚めるという印象があると思いますが、カフェインを飲んでから20分後ぐらいに覚醒作用が働き始めます」「そのため長い時間の睡眠には向いていないそうですが、仮眠の時にはちょうどいいということです」「日本の皆さんは睡眠時間が短いと理解した上で、なるべく体を休められる睡眠時間をとるか、取れない方は仮眠する。仮眠の前にはちょっとのカフェインがいいそうです。睡眠は大事ですので、皆さんお体にはお気をつけください」(2026年3月25日『news every.』より)
日本人は海外と比べて睡眠時間が短く、約5人に1人が不眠を訴えているとされています。今春にも「睡眠障害」という言葉が入った診療科目が誕生しますが、睡眠不足を解消するカギとして、仮眠が注目されています。学校などでの取り組みや理想形を紹介します。
森圭介アナウンサー「桜も咲き始め、暖かくなると『ちょっと眠いな』という方もいるかもしれません。厚生労働省が国民の睡眠状況について調査したところ、日本国民の約5人に1人が不眠を訴えています(令和6年『国民健康・栄養調査』の結果より)」
「(厚労省の部会は3月6日に)医療機関が掲げられる診療科名に『睡眠障害』を加えることを了承しました。新たな診療科名を加えることで、体調不良を自覚した時に、早く専門の診療科にかかれるメリットができることが狙いだそうです」
「例えばこれまでだったら睡眠障害なんだけども、内科に行くのか、どこに行ったらいいか分からないのでお医者さんにかからなかった、という人もいたそうです」
「今年の春にも『睡眠障害内科』のような、睡眠障害という言葉が入った診療科名が使われるようになるということです。睡眠に対するお悩みはありますか?」
忽滑谷こころアナウンサー「ほとんど悩みがなく、すごく自信があります。7~8時間くらいぶっ通しで寝ていますね」
山誠アナウンサー「僕も7時間ぐらいですかね」
直川貴博アナウンサー「自称ショートスリーパーです。3~4時間で十分です。むしろ長く寝た方が、頭が痛いなと、だるいなとなってしまいました」
森アナウンサー「日本は世界で見ても、睡眠時間が短いとされています。経済協力開発機構(OECD)が、世界33か国の平均の睡眠時間を調べたデータがあります。中国は9時間2分、アメリカは8時間59分と、ほとんど9時間です」
「日本は7時間42分で、33か国の中で最も短いということです。33か国の平均は約8時間29分です。睡眠障害で寝られない方以外にも、最近では『睡眠キャンセル』という言葉もあります」
「『風呂キャンセル界隈』というのもありましたが、もう睡眠までキャンセルする時代のようです。夜更かしをして動画を見てしまう、寝るのを後回しにしてしまうことを表す言葉です。ただ、睡眠不足になると次の日の仕事は…?」
山アナウンサー「しっかり出来が悪くなる気がします」
森アナウンサー「睡眠不足だとやはりパフォーマンスが落ちてしまうということで、睡眠不足による経済損失は約15兆円に上るという試算が出ています(2016年時点、久留米大学理事長の内村直尚さんによる)」
森アナウンサー「睡眠時間が短いと、どうしても次の日の日中に眠くなってしまうこともあります。施設の検索予約サービスを提供するコネクター・ジャパンによる、週に3日以上出社している人を対象にした調査があります」
「『仕事中に仮眠をとりたいと思ったことがありますか?』という質問に対して、『はい』と答えた方が71.5%でした。そう答えた人に『どんな時に仮眠をとりたいですか?』と聞くと、『睡眠不足』が25.8%で、『昼休憩・昼食後』は19.0%でした」
「他にも疲れている時、飲み会の翌日、体調が悪い時などが上位になっていたということです」
忽滑谷アナウンサー「(睡眠不足は)翌日のパフォーマンスに直接響きますよね」
森アナウンサー「(仮眠の取り組みは)すでに学校で導入しているところもあります。熊本県立宇土(うと)中学校・高等学校では教室のカーテンを閉め切り、生徒たちが突っ伏しています。その名もウトウトタイム。お昼休みの後の10 分間、生徒はもちろん先生も一緒に寝始めます」
「この学校では午後の授業で睡魔に襲われる生徒が続出したため、このウトウトタイムを設け、今では午後の授業や部活動での集中力が高まっているといいます」
森アナウンサー「会社員だって仮眠をとりたい、でも場所がないという方もいると思います。東京・港区の店舗『Koala青山ストア』に期間限定で登場したのは、睡眠・仮眠が体験できるスポットです」
「海外の寝具・家具ブランドが店舗内に設置したもので、ソファを倒すと横になれます。every.スタッフも体験させてもらいました。睡眠時間が短く、ストレスを抱えるビジネスマンたちへ無料で仮眠の場所を提供して、商品の良さを伝える取り組みです」
「3月31日までの期間限定でしたが、人気で予約が全部埋まってしまったということで、4月24日まで延長(4月1日からは予約不要・来店順に変更)。多くの方に利用してもらいたいということです。こういう場所があったら仮眠したいという方もいるかもしれません」
森アナウンサー「仮眠というと、何分ぐらいですか?」
山崎アナウンサー「15分とか…? (自分たちは)特殊な業界なので、朝(早く)に仕事があったりすると、その後に2~3時間寝ることもあります」
直川アナウンサー「(朝はOha!4に出演してから)2時間ぐらい寝て、every.に来ました」
森アナウンサー「仮眠にも適した時間があるようです。日本睡眠学会理事長で久留米大学理事長の内村さんに聞きました。仮眠をする時間帯は、昼食後~午後2時ごろが理想ということです」
「何分ぐらいかという時間については、年齢によって違うそうです。20代以下は10分程度、30代~40代は15~20分程度、50代以上は20~30分程度がいいということです」
忽滑谷アナウンサー「(時間の意識は)していなかったです。自然に目が覚めるまで、アラームをかけるなどはありますが、寝すぎると逆にもっと眠くなってしまうこともあったので、こうやって(年代の)目安ごとに区切って寝るのがいいということなんですね」
森アナウンサー「リズムも崩れてしまいますからね。内村さんによると、仮眠の直前に摂取したらいいのがカフェインです。カフェインは目が覚めるという印象があると思いますが、カフェインを飲んでから20分後ぐらいに覚醒作用が働き始めます」
「そのため長い時間の睡眠には向いていないそうですが、仮眠の時にはちょうどいいということです」
「日本の皆さんは睡眠時間が短いと理解した上で、なるべく体を休められる睡眠時間をとるか、取れない方は仮眠する。仮眠の前にはちょっとのカフェインがいいそうです。睡眠は大事ですので、皆さんお体にはお気をつけください」

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