《人間・高市早苗、その生活スタイル》「睡眠時間は3時間」「朝6時に起床して朝風呂」「夕食は生協の冷凍宅配セット」…脳梗塞を患った夫と同居する公邸での様子

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自民党を総選挙で歴史的圧勝に導いた高市早苗・首相。「史上初の女性総理」として高い人気を誇る一方、周囲との交流が少ない”人嫌い”もあって、その実像はあまり知られていない。支持派も批判派も、「人間・高市早苗」の姿を知らないまま”高市現象”に振り回されてはいないか。本誌・週刊ポストはその仕事ぶりから日常生活、政治家としての来歴まで徹底取材。一見、些細にも思えることの積み重ねから、何が見えてきたのか。【シリーズ第1回】
【写真】「サナ活」の代名詞となった高市早苗・首相愛用の老舗ブランドバッグ
政権発足後100日間は御祝儀で支持率が高い「ハネムーン期間」と呼ばれるが、それを過ぎても高市首相の支持率は上昇を続けている。若者による推し活のひとつに位置づけられる「サナ活」も健在。通販サイトには早苗グッズが溢れている。
一方で、イメージを先行させる戦略もあるのだろう。大勝した先の衆院解散をめぐっても、高市首相は「国論を二分するような大胆な政策」について有権者の信を問うとしたが、その中身ははっきりせず、批判派はもとより支持派にとっても曖昧に映ったはずだ。
この総理は、本当はどのような人物なのか――。
そのシンプルな問いに答えを出すべく、本誌は自民党や官邸担当の複数の記者や官僚たち、政治家らの目に映る最強総理の姿を取材し、首相動静ではわからない人間・高市早苗の”秘密”を大解剖していく。
まずはその生活スタイルからだ。
「働いて働いて働いて」の言葉通り、首相就任直後の高市首相は午前3時に議員宿舎から公邸に入って答弁書を読むなどして注目を集めたが、それに随行する首相秘書官やSP、公用車の運転手の負担を国会で指摘されると「ご迷惑を掛けた」と謝罪。年の瀬の12月29日には夫の山本拓・元代議士(現在は高市姓)とともに公邸に引っ越した。
「公邸に移って以降は未明から仕事を始めるのではなく、夜中まで資料を読むスタイルだそうです。木原稔・官房長官らに夜中の1時とか2時に電話をかけることもあるとか。寝るのは大体、夜中の3時くらいになることが多いそうです」(官邸担当記者)
朝は6時頃に起床するといい、睡眠時間わずか3時間ほどということになる。
「そんなに睡眠時間が短いというのに、あくびをするところを見たことがない。生粋のショートスリーパーなのかもしれないと思っている」(同前)
とはいえ、いくら仕事好きの高市首相でも、朝6時に起床してすぐ仕事、というわけではない。
「私は朝と夜に湯船につかります。睡眠時間は短くなると思いますけど、朝は夜の追い焚きで入って、体をマッサージして目覚めさせています」
首相は昨年12月の流行語大賞表彰式でそう明かしたが、「公邸に引っ越して以降も朝風呂の日課を続けている」(政治部記者)という。
そんな高市首相は選挙中など多忙な時は栄養ゼリーなどで食事を済ませることで知られる。
「さすがに公邸ではちゃんと朝食を摂っているようです。バナナ2本とフレッシュジュースが定番とか」(官邸関係者)
公邸で同居する夫の拓氏は昨年2月に脳梗塞を発症し、半身に麻痺が残って車椅子生活だ。高市首相はその介護も担ってきた。昨年5月の講演では夫の介護について「帰ってきたら、食べこぼしがいっぱいあって、それを掃除してから入浴介助。これが一番身体にこたえます。私よりはるかに身長の高い家族を背中に担ぎながら、風呂場に行って頭から身体のすみずみまで洗って」と語っている。前出の官邸関係者は「公邸に入ってからは、総理は排泄介助などもしているそう」と話した。
「私は家事もダメだし、料理もヘタやし」――本誌・週刊ポスト2022年3月18・25日合併号でのノンフィクション作家・常井健一氏によるインタビューに対してそう語った高市首相だが、夫の拓氏から「バツイチで三人の子持ちですが、調理師免許を持っているので、一生美味しいものを食べさせます」という電話プロポーズに「交際0日」で結婚を決めた。倒れる前はその料理の腕を振るっていた拓氏だが、今はそれが難しい状況だ。
「夕食は生協の冷凍宅配セットをまとめて配送してもらって、チンして2人で食べているそうです」(官邸関係者)
(第2回につづく)
※週刊ポスト2026年3月13日号

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