本村健太郎弁護士 赤坂サウナ店火災の今後に私見「前の社長にも責任が出てくる可能性がある」

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弁護士の本村健太郎氏が23日、「かんさい情報ネットten.」(大阪・読売テレビ)に出演し、昨年12月に起きた赤坂・サウナ店火災に言及した。
高級個室サウナ「SAUNATIGER」での火事では、30代の男女2人が死亡した。
警視庁捜査一課がこの火災を調べており、運営会社社長は「前社長にドアの変更を申し出たが断られた」旨を供述。19日には業務上過失致死の疑いで、前社長が経営する千葉市の会社への家宅捜索に踏み切った。
同社系列の別のサウナ店でもドアノブが外れ、利用客が閉じ込められたことがあった。
それについてスーパー銭湯などで活躍した歌謡・コーラスグループ「純烈」の元メンバー・小田井涼平は「同じ作りで同じ部屋があって、同じ扉がついてて…ってことは、同じことが他の部屋でも絶対起こることなので、それは未然に防げた可能性がゼロではない。前回の教訓をちゃんと生かしていれば、今回の事故は起こらなかった可能性はあるので、過失があったとしか言いようがない」と持論を述べた。
責任の所在について法律家の意見を求められた本村氏は「過去に別の部屋で同じような事故が起きていたということは、同じような事故がまた起きる可能性を経営者が認識していたということになりますので、安全対策が十分でなかったというふうに見られる可能性は出てくると思います」と指摘した。
さらに「(戸の)交換を前の社長に提案したら、拒否されたという件。これは前の社長が実は、経営の決定権を今でも持っているのではないかという可能性があるわけです。そうすると前の社長にも責任が出てくる可能性がある」と解説した。
最後に「捜査がどこまで進んでいるかわかりませんが、非常に難しいのは、密室の中で一体何が起きたのか。きちんと再現・特定できるのかという問題があります。火災の原因は何だったのか。死亡の原因は何だったのか。果たして警察がきちんと立証できる証拠を持っているのかどうか。裁判になったら、そこは非常に大きな問題になってきます。過失はいったい、あったのか、なかったのか。それと死亡との因果関係があるのか。裁判では重要な焦点になってきます」と語っていた。

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