オウム真理教の教祖・松本智津夫元死刑囚の二女が松本元死刑囚の遺骨と遺髪の引き渡しを求めた裁判で、東京高裁は国側の控訴を退け、1審に続き引き渡しを命じる判決を言い渡しました。2018年に死刑が執行されたオウム真理教の教祖・麻原彰晃こと松本智津夫元死刑囚の遺骨などをめぐっては、遺族内での引き取り先を二女とする最高裁の判断が確定していますが、現在も国が管理しているため、二女が国に引き渡しを求めて裁判を起こしています。
1審の東京地裁は2024年の判決で「二女が後継団体と関係があることや悪用する意図があることは立証されていないのに、二女の所有権行使の制限は正当化されない」として、国に引き渡しを命じましたが、国側が控訴していました。これまでの裁判で、国側は「遺骨の所在地が聖地化すれば、周辺住民の平穏な生活や社会秩序を害する結果を招く」などと主張。一方、二女は2025年10月に行われた尋問で、引き渡しを求める理由について「娘として実の父を静かに悼み、弔いたいからです」と説明したうえで、オウム真理教の後継団体に渡すことは「絶対にありえません。協力関係は一切ありません」と話していました。
オウム真理教の教祖・松本智津夫元死刑囚の二女が松本元死刑囚の遺骨と遺髪の引き渡しを求めた裁判で、東京高裁は国側の控訴を退け、1審に続き引き渡しを命じる判決を言い渡しました。
2018年に死刑が執行されたオウム真理教の教祖・麻原彰晃こと松本智津夫元死刑囚の遺骨などをめぐっては、遺族内での引き取り先を二女とする最高裁の判断が確定していますが、現在も国が管理しているため、二女が国に引き渡しを求めて裁判を起こしています。
1審の東京地裁は2024年の判決で「二女が後継団体と関係があることや悪用する意図があることは立証されていないのに、二女の所有権行使の制限は正当化されない」として、国に引き渡しを命じましたが、国側が控訴していました。
これまでの裁判で、国側は「遺骨の所在地が聖地化すれば、周辺住民の平穏な生活や社会秩序を害する結果を招く」などと主張。