自民・岩屋毅氏を標的にした「誹謗中傷」SNSで激化 事務所が「声明」発表、法的措置も検討 問われる選挙のあり方

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前外務大臣の自民前職・岩屋毅氏に、新人の女性4人が挑む衆議院選挙大分3区。本来、政策を議論すべき選挙戦の裏で、SNS上に誹謗中傷が激しく飛び交う異例の事態となっています。
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防衛大臣や外務大臣を歴任した自民党の岩屋毅氏は、11回目の当選を目指していますが、今回の選挙戦はこれまでにない様相を呈しています。
自民 岩屋氏:「最近、ネットの中で私に関するフェイクニュースが飛び交っています。そういうものに惑わされないようにしていただきたい。私には一点の曇りもありません」
ネット上では事実に基づかない攻撃が相次ぎ、岩屋氏の選挙事務所は4日、「誹謗中傷行為に対する声明」を発表。虚偽や悪質な投稿については、法的措置を含めた対応を検討するという異例の事態となっています。
一度広まった情報の訂正は容易ではなく、支援者との交流の場でも誹謗中傷への説明に多くの時間が割かれているといいます。また、他の候補が争点に掲げる日出町の土葬問題についても個人演説会で改めて事実関係を説明しました。
自民 岩屋氏:「これはもう日出町のみなさんの民意は出ているわけですから、まったくそれでいい。こういう課題を自治体の判断だけに委ねているというのは国としては無責任なんじゃないか、共生の課題の一つとして国が考えなさい。それがまったく違う話になって、私が土葬を推進しているという話になってデマが飛び回っている」
政策論争が求められる中、降りかかる攻撃への対応を余儀なくされる異例の戦い。陣営も「これまでになく厳しい選挙だ」と警戒感を示しています。
自民 岩屋氏:「最後まで全身全霊を尽くして誠心誠意、謙虚に丁寧に訴えて、必勝を期してまいりたい」
一方、中道改革連合の小林華弥子氏は、前回も戦った岩屋氏個人への批判はしていません。高市政権が示す「強い国」ではなく、格差を是正した共生社会の実現を掲げています。
中道 小林氏:「必死の訴えをして回っていて、『がんばれ』と多くのご声援をいただいています。反応は悪くないですが、まだまだ気を許せる状況ではないので、1人でも多くの人に共感、支持いただけるように訴えていきます」
「国民の多くが物価高で苦しんでいます。『国民の約6割がいま生活が苦しいと感じている』そういう調査もあります。中道改革連合は国民生活を真っ先に考えた政策を打っていきます」
参政党の野中貴恵氏は、日出町の土葬問題を挙げながら岩屋氏を批判し、自身への支持拡大を訴えています。
参政 野中氏:「土葬墓地について、岩屋氏は『自分は推進しているわけではなく、橋渡しをしているだけ』とおっしゃっていましたが、橋渡しをしてほしいのではありません」
日本保守党の岩永京子氏は、大分3区が全国的に注目されている原因が岩屋氏にあるとして、これまでの政治姿勢を批判し、保守層への浸透を図っています。
保守 岩永氏:「だめな人を当選させてしまったら、この別府が、大分が、日本が、だめになる」
無所属の平野雨龍氏は公示後の街頭演説で、「本当に岩屋さんでいいのか」と有権者に疑問を投げかけました。
無所属 平野氏:「大分3区から立候補しているのは、選挙ですから隠しもしません。岩屋毅氏に勝つためです」
保守系の新人3人が自民党という組織ではなく、「岩屋氏個人」への対決姿勢を鮮明にする大分3区。さらにネット上には全国からの誹謗中傷が飛び交い、かつてない混迷を極めています。

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