【注意】「飛び火」による火災が相次ぐ 火の粉が風に流され着火 福岡で12日間にわたり毎日「乾燥注意報」

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2月2日は福岡では久しぶりの雨となりましたが、実は1月22日から12日間連続で乾燥注意報が発表されていました。乾燥した空気の影響で相次いだのは「飛び火」による火災です。
北九州市門司区では2日、地元の子どもたちに火事や地震から身を守ってもらうための防災イベントが開かれました。■司会者「(火事の時は)外へ避難するのがいいと思う人?」■子どもたち「はーい!」この日までの12日間、福岡県内では毎日、乾燥注意報が発表されていて、火事が相次いでいます。
2月1日には福岡県糸島市二丈福井で、木造2階建ての建物と隣の倉庫合わせて2棟を全焼しました。■近隣住民「すごい炎で、他の家にも燃え移りそうな感じ。怖い。本当に怖い。」しかし、出火したのはこれらの建物にとどまりませんでした。■松永悠作記者「火事は、シェアハウスとして利用されていたこちらの建物で発生しました。そして、約100メートル離れたあちらの住宅に飛び火したということです。」飛び火とは、火事の現場で舞い上がった火の粉が風に流されて別の場所に着火することです。
この日は、火元からおよそ100メートル離れた住宅へ飛び火しました。当時、糸島市では乾燥注意報が出されていた上、秒速およそ3メートルのやや強い風がほぼ同じ方向に吹いていました。飛び火した木造2階建て住宅は半焼し、最初の出火から全て鎮火するまでおよそ6時間半を要しました。
1月30日に北九州市門司区で発生した倉庫を焼く火事では、周辺の山林に飛び火しました。さらに高速道路を挟んで反対側にも飛び火し、消火活動は難航しました。■白野寛太記者「火災現場では、現在も消火活動が続けられています。」鎮火が確認されたのは、火災発生から47時間後でした。
2月1日正午すぎには、佐賀県武雄市北方町でも、住宅火災の現場から150メートルほど離れた場所で木が燃えているのが確認されていて、警察と消防は飛び火の可能性も視野に出火原因を調べています。■門司消防署・渡辺裕之 副署長「空気が乾燥して風が強くなりますので、特に注意をお願いします。(火を取り扱う際には)消火器や水バケツを準備して、絶対に目を離さないなど、細心の注意をお願いします。」消防は、飛び火による火災には「空気の乾燥」と「風向き」が関わっているとした上で、ゴミなどの燃えやすい物を家の周りに置かないことや、近所で火事があった場合は戸締まりをして火の侵入を防ぐよう呼びかけています。

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